ごうぎん、D&I AWARD 2025での初の栄誉
ごうぎんが「D&I AWARD 2025」において、最高位である「ベストワークプレイス」に初めて認定されました。このアワードは、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に取り組む企業を認定・表彰する日本最大のものです。2025年度は、637社が応募し、その中でごうぎんは特に優れた業績を評価されました。
D&I AWARDの概要
「D&I AWARD」は、株式会社JobRainbowが主催し、企業のD&Iに関する取り組みを評価するアワードです。評価基準は「ジェンダーギャップ」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」の五つの大項目から成り、それに基づいて100項目の評価指標(ダイバーシティスコア)が設けられています。認定は「ビギナー」「スタンダード」「アドバンス」「ベストワークプレイス」という四段階で実施されます。
ごうぎんの主な取り組み
1. ジェンダーギャップの推進
ごうぎんでは、「女性活躍推進チーム」が設立され、女性の採用や育成、登用に関する施策が議論され、経営陣に提言されています。また、2022年11月からは全営業エリアで女性役員との座談会が行われ、女性従業員のキャリア意識の向上が図られています。さらに、2024年6月には生え抜きの女性代表取締役が就任する予定です。
2. LGBTQ+への配慮
LGBTQ+に対する支援として、2021年5月より同性パートナーに対応した住宅ローンが導入され、2024年4月にはパートナーシップ制度が導入されます。この制度により、同性パートナーを持つ従業員には法律上の配偶者と同等の手当や福利厚生が適用されます。
3. 障がい者支援
障がいを持つ方が専門的に就労するための事業所「ごうぎんチャレンジド」が開設されており、2007年9月からは「チャレンジドまつえ」、2017年9月からは「チャレンジドとっとり」が運営されています。この取り組みは、障がい者が自立した職業生活を送るための重要なステップとなります。
4. 多文化共生
2024年6月には外国人の取締役が就任予定で、多文化共生をさらに推進しています。これにより、企業文化の多様性が増し、国際的な視野が広がることが期待されます。
5. 育児・介護支援
育児や介護に対する支援も充実しています。育児休業は子供が3歳になるまで取得可能であり、育児短時間勤務は小学校3年生修了まで利用できます。介護休業についても対象家族1人につき365日取得可能で、従業員向けの介護相談窓口も設けられる予定です。
結論
ごうぎんのダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みは、単なる施策にとどまらず、従業員を思いやる企業文化の醸成に貢献しています。今後も性別や年齢、障がいの有無にかかわらず、すべての従業員が活躍できる職場環境を目指して努力していくとのことです。これにより、企業としての更なる成長が期待されます。