JRとfindの提携
2025-01-21 05:05:17

JR東日本スタートアップとfindが業務提携、落とし物管理を革新する試み

JR東日本スタートアップとfindの提携



2023年10月、JR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕)と株式会社find(代表取締役CEO:高島 彬)は、資本業務提携を結ぶことに合意しました。この提携は、鉄道を利用するお客様の満足度を向上させることを目的に、落とし物管理業務の効率化に取り組むものです。

落とし物管理の新たなステージ


JR東日本のグループ経営ビジョンの一環として、彼らは『変革 2027』を掲げ、社会に新たな価値を提供することを目指しています。一方で、findは『落とし物が必ず見つかる世界へ』というビジョンを持ち、これまでにも鉄道会社や商業施設、テーマパークなどで、AI技術を活用した落とし物に関する課題解決に貢献してきました。今回の提携により、駅や列車内での落とし物を迅速かつ効率的に見つける仕組みを共同で開発し、より安心して日常生活を送れる豊かな社会の実現を目指します。

findの取り組み


株式会社findは、東京都中央区に本社を置き、2021年に設立されました。同社は、落とし物に関わる様々なビジネスの課題を解決する『落とし物クラウドfind』を開発・提供で知られています。彼らの目標は、全世界での落とし物に関する問題を循環型サービスを通じて解決していくことです。

JR東日本スタートアップの役割


一方、JR東日本スタートアップ株式会社は、JR東日本グループとスタートアップ企業との共創を促進するコーポレートベンチャーキャピタルです。2018年に設立され、現在は50億円の出資枠を持ち、JR東日本の100%出資企業として、さまざまなベンチャー企業への投資を行っています。

期待される効果


この資本業務提携により、地元住民や観光客を含む多くの鉄道利用者に対して、落とし物の管理がよりスムーズに行える環境が整うことが期待されます。効率化されたサービスにより、忘れ物の発見率が上がるだけでなく、鉄道利用者の安心感も高まることでしょう。信頼性の向上は、利用促進にも寄与すると考えられています。

まとめ


JR東日本スタートアップのノウハウとfindの先進的技術を結集することで、鉄道業界の落とし物管理業務に革新をもたらす流れが始まりました。この提携が、どのように鉄道利用者の体験を変えていくのか、今後の動向が注目されます。


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会社情報

会社名
JR東日本スタートアップ株式会社
住所
東京都港区高輪2-21-42 TokyoYard Building 6・7F
電話番号

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