株式会社ナビタイムジャパンは、旅行・バス事業者向けの貸切バス対応の行程表作成Webサービス『行程表クラウド by NAVITIME』に、「バス運賃料金計算」機能を追加しました。
この新機能では、行程表クラウドで作成した行程内の全ての貸切バスルート区間を対象に、運輸局を自動判定し、公示運賃額に基づいて運賃を算出します。移動距離や走行時間、ドライバーの拘束時間、車種などの情報を基に、詳細な運賃計算が行われます。
さらに、利用者側で回送区間の距離・時間の追加や交替運転者配置料、深夜送料料金、割増料金などの設定も可能で、団体旅行における貸切バスの利用実態に即した運賃を確認することができます。
複数の運輸局の運賃・料金計算にも対応しており、例えば、都内集合場所から東京駅まで貸切バスを利用し、その後新幹線で移動し、京都駅で再び貸切バスを利用するといった、1つの行程内で複数のバス事業者を利用する場合でも、各区間に対応する運輸局の公示運賃額を採用してバス運賃・料金を計算し、まとめて表示することができます。
この新機能によって、旅行会社は独自でバス運賃・料金の概算を把握し、効率的に見積もりを作成できるようになり、旅行者に対して迅速な回答が可能となります。これにより、旅行会社の業務効率が向上し、旅行者の満足度向上にも繋がると期待されています。
バス事業者にとっても、見積依頼への対応に関わる業務が軽減され、旅行者もすぐに旅行会社から回答を得られるため、旅行計画を立てやすくなります。
ナビタイムジャパンは、今後も団体旅行を扱う旅行会社・貸切バス事業者の利便性やニーズを追求し、貸切バスを使った行程表作成をサポートすることで、業務負担の軽減や業界の課題解決に貢献していくとしています。