ウィズシード衛星の引き渡し式が筑波宇宙センターで開催
2024年4月19日、筑波宇宙センターJAXAにて、株式会社Wisseed-the terraが企画した「ウィズシード衛星」の引き渡し式が行われました。このプロジェクトは、子どもたちの成長を願う「乳歯」を搭載し、彼らの夢を宇宙に届けるというユニークな試みです。打ち上げは2024年秋にNASAケネディー宇宙センターから予定されており、宇宙を約3年間旅します。
プロジェクトの背景
「ウィズシード衛星」プロジェクトは、日本における乳歯を屋根の上に飛ばす伝統的風習に触発されています。これは、乳歯が抜けた時に子どもたちの成長を願う行為であり、今回の衛星打ち上げはその精神を受け継ぎ、子どもたちに大胆な夢を抱かせることを狙いとしています。プロジェクトによって、宇宙への好奇心を刺激し、科学技術に関心を持つ機会を提供します。
引き渡し式の内容
引き渡し式では、代表取締役の山本光子氏が挨拶し、約2年間の努力を経て衛星が完成したことへの感謝の意を表しました。山本氏は特に、JAXAやNASAとの協力関係に感謝し、この衛星が子どもたちの未来に希望をもたらすことを願っていると述べました。
「ウィズシード」とは、「知恵の種」を意味し、Wisdom(知恵)とSeed(種)の組み合わせから生まれた言葉です。宇宙事業企画会社として、教育プログラム「ウィズシードアカデミー」を通じて、未来を生き抜くための力を子どもたちに育成することを目指しています。
教育プログラムの意義
「ウィズシードアカデミー」は、子どもたちが自ら考え行動する力を育むための7つの力、すなわちコミュニケーション力、思考力、創造力、プロデュース力、行動力、量子力学、AIを養うことを目指しています。この教育プログラムでは、科学技術だけでなく、自らの夢を追いかける姿勢を育むことへの意義も強調されています。ラジオ出演を通じて、自分の思いや夢を話すことで、子どもたちは大きく羽ばたく第一歩を踏み出すことが期待されます。
未来に向けた取り組み
今後も「ウィズシードアカデミー」では、社会の様々な課題解決に貢献できる人材を育成し、子どもたちがより良い未来を描けるような革新的な教育プログラムを提供していく所存です。株式会社Wisseed-the terraは、2030年以降の未来を見据えた教育の必要性を訴え、その実現に向けた活動を続けていきます。
お問い合わせ情報
この躍動的なプロジェクトを通じて、多くの子どもたちが無限の可能性を信じ、挑戦を続けていくことができるようになることを願っています。彼らの夢が宇宙の果てまで旅する姿は、次世代への希望そのものです。