インスタ導入の新展開
2019-11-08 14:48:03

朝日ウッドテック、インスタで施工事例を魅力的にアピールする取り組み

近年、SNSの活用が企業のマーケティング戦略においてますます重要になっています。そんな中、老舗の木質内装建材メーカーである朝日ウッドテックが新たに導入したのが、インスタグラム上でのユーザー投稿を活用した"visumo social curator"です。この取り組みは、施工事例を魅力的に見せるだけでなく、ユーザーとの関係構築にも寄与し、幅広いマーケティング効果が期待されています。

インスタグラムの力を活かした施策


朝日ウッドテックは1952年に設立され、日本の床材市場におけるスタンダードを築いてきました。「ライブナチュラル」などのブランド製品は、全国で広まり、デザインと機能性を兼ね備えた高品質な製品として多くの家庭に愛用されています。

最近では、米国のFacebook社が発表したデータによれば、インスタグラムの月間アクティブユーザー数は3,300万人を超えており、多種多様な写真や動画が日々シェアされています。そこで、朝日ウッドテックはこのプラットフォームの特性を活かし、自社製品へのユーザー投稿(UGC)を集めて活用しています。

"visumo social curator"の導入


この新しいコンテンツ作成のために導入された"visumo social curator"は、ユーザーが指定したハッシュタグ「#朝日ウッドテック」で投稿したリアルな施工事例の写真を効果的に管理するツールです。これにより、無断使用のリスクを回避しながら、ユーザー投稿をスムーズに活用できる環境が整いました。実際にユーザーが撮影した温かみのある家庭の様子が多く集まり、コンテンツに自然な生活感をもたらしています。

実際の施工事例は、ユーザーが投稿した写真を基に作成され、床材の情報にリンクを設けることで、閲覧者にとって非常に便利なサイトになりました。これにより、製品に対する興味を引き、実際の購入へとつながる効果が期待されています。

課題の解決とユーザーコミュニケーションの促進


特に、施行事例の収集という住宅やインテリア業界に共通する課題を、ユーザー投稿の活用によって解決する道筋が見えてきました。朝日ウッドテックの担当者は、「子どもがいる家庭の写真がこれまでの事例にはなかったため、新しい魅力的なコンテンツが形成された」と語ります。こうしたユーザーの生の声を取り入れることで、より親しみのあるブランドイメージが醸成されました。

さらに、ユーザーとのインタラクションも活発化しています。写真使用の許可を得る際にスタッフが一言コメントをつけることで、ユーザーと直接のコミュニケーションを取る機会が増え、双方の距離が縮まる効果も生まれました。これにより、朝日ウッドテックのブランドがよりユーザーに近い存在として感じられるでしょう。

"visumo" の継続的発展


"visumo"は、2017年にサービスを開始し、日本国内で130以上の企業が導入しています。次世代のクラウド型マーケティングツールとして、多くの事業者に支持されており、インスタグラム上の写真検索や投稿者への利用許諾機能など、多彩な機能を備え、ビジュアルマーケティングを効率的に推進することを可能にしています。朝日ウッドテックのように、ユーザーの生活と関連づけてマーケティングを展開することで、ブランドの認知向上へとつなげていく企業は今後ますます増えていくでしょう。

企業情報


株式会社 visumo(本社:東京都渋谷区、設立:2019年4月)は、ビジュアルマーケティングツールの開発を行っており、SNSに特化した様々な機能を提供しています。公式ウェブサイトはこちらで確認できます。

このように、朝日ウッドテックが取り入れた施策は、製品のさらなる認知に寄与するだけでなく、ユーザーとの関係性構築にも繋がりつつあります。今後の成果が気になるところです。

会社情報

会社名
株式会社visumo
住所
東京都渋谷区神宮前6-10-11原宿ソフィアビル
電話番号
03-6822-4888

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