カストロールとトッテナム・ホットスパーFCが提携し環境保護に向けたプロジェクト開始

カストロールとトッテナム・ホットスパーFCが提携

BPカストロールがトッテナム・ホットスパーFCと提携したことが発表されました。このパートナーシップにより、カストロールは男女両チームをサポートし、持続可能なスポーツ環境の実現に向けた新たな取り組みを始めます。

環境への配慮

トッテナムは、試合日において自家用車での移動を減らすことを目指し、様々な事業活動を通じて環境への影響を最小化する努力を行っています。この戦略の一環として、カストロールは「アウェイ・ファン・トラベル・ファンド」なる基金を設立。これは、特定のアウェイ試合において英国を拠点とするサポーターが共同で移動できるよう支援するものです。

ファンの移動を効率化し、環境に優しいオプションを提供することで、サポーターたちは持続可能な方法でサッカーを楽しむことができるようになります。具体的な基金の詳細については、後日発表される予定です。

デジタルプロモーションと世界展開

カストロールとトッテナムは、デジタルプロモーションや国際的な活動にも力を入れていく予定です。この提携によって、世界中にいるトッテナム・ホットスパーのファンやカストロールの顧客と新たなつながりを持つ機会を提供し、ブランドの認知度の向上を目指します。

EV充電インフラの拡大

さらに、カストロールの親会社であるBPは、英国有数の急速・超高速EV充電ネットワーク「bpパルス」を活用し、トッテナム・ホットスパーのホームスタジアム内にEV充電ステーションを拡張する計画です。これにより、サポーターや訪問者がより便利に環境に優しい移動手段を利用できるようになります。

トッテナム・ホットスパーの最高収益責任者であるライアン・ノリスは、「bpという世界的に有名なブランドと提携できることを嬉しく思います。このパートナーシップを通じて、私たちのファンに持続可能な方法で試合を楽しむ機会を提供し、さらには補助金やシェア旅行を通じた新しい体験をサポートしていきます」と述べています。

BPのマーケティング担当上級副社長、ニコラ・バックもこの提携について、「トッテナム・ホットスパーと提携できたことを嬉しく思います。私たちは、パフォーマンスとイノベーションを重視するブランドとして、クラブの価値観と自然に一致していると考えています。このパートナーシップを通じて、サッカーの世界でより多くのファンとつながる機会を得られることを楽しみにしています」と語っています。