パーソルの新たな挑戦
2025-04-24 10:31:39

パーソルが未来の働き方を支える「はぐくみ基金」へ出資

パーソルホールディングスがベター・プレイスへ出資



東京都港区に本社を構えるパーソルホールディングス株式会社が、企業年金制度「はぐくみ基金」を展開する株式会社ベター・プレイスに出資を行った。パーソルグループが掲げる「はたらいて、笑おう。」というビジョンに基づき、この投資は雇用創造ファンドを通じて実現したものである。今回の出資により、同社は中小企業やエッセンシャルワーカーのための新たな福利厚生制度の普及を目指している。

「はぐくみ基金」とは



「はぐくみ基金」は、医療、介護、保育などの重要な業種で働く人々の資産形成をサポートするための企業年金制度であり、確定給付型企業年金基金として設計されている。この新しい制度は、経済的な格差を減らし、将来への不安を軽減することを目的としている。これにより、中小企業の従業員が「お金の心配なく」自分らしく働ける社会を実現することを目指している。

福祉分野で働く人に対する支援を通じて、パーソルはこの取り組みが採用や従業員エンゲージメントの向上にも寄与すると捉えている。出資を行うことで、ベター・プレイス及び「はぐくみ基金」を利用する企業に対して、パーソルグループが持つ人材に関するノウハウを活かし、さらなる支援を行う考えだ。

ベター・プレイスの概要



株式会社ベター・プレイスは、2011年に東京都新宿区に設立され、福祉分野に特化した企業年金制度の導入やサポートを提供する企業である。同社は、企業年金DXシステム「はぐONE」や「福祉はぐくみ企業年金基金」の提供を行っており、企業型確定拠出年金の導入支援も行っている。今後もこの分野で多くの企業に対し、福利厚生制度の拡充を提案していく。

雇用創造ファンドの意義



パーソルの「雇用創造ファンド」は、10〜20年後の雇用を支える成長領域のスタートアップへの投資を行っており、特にSDGsに関連する環境、医療、エネルギーといった多様な領域に重点を置いている。このファンドは、資金提供だけでなく、企業の組織拡大を支援するためのノウハウ提供や採用支援も行うことが特徴だ。此れにより、メガベンチャーを目指す企業の成長を加速させ、社会課題解決にも寄与する。

パーソルホールディングスの展望



パーソルホールディングスは、1973年に創業以来、様々な人材関連事業を展開してきた。2030年には、世界中の100万人に「より良い働き機会」を創出することを目指しており、「はたらくWell-being」をコンセプトにした多様なサービスを提供している。人々が「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会の実現に向けて、今後も新たな挑戦を続けていく。

パーソルの「はぐくみ基金」への出資は、福祉分野の従事者を支援する重要な施策であり、今後の取り組みに大いに期待が寄せられる。彼らの活動がどのように社会全体に影響を与えていくのか、注目していきたい。


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会社情報

会社名
パーソルホールディングス株式会社
住所
東京都港区南青山1-15-5パーソル南青山ビル
電話番号
03-3375-2220

トピックス(経済)

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