ホテルブランド「seven x seven」が国際アワードで金賞受賞、ブランディングの新たな歴史を創造

ホテルブランド「seven x seven」が金賞を受賞

株式会社fav hospitality groupのホテルブランド「seven x seven」が、国際的なデザイン機関であるGraphisが主催するDesign 2026 Awardsのブランディング・システム部門で金賞を受賞しました。この受賞は、ホテル業界において初めての快挙であり、「seven x seven」が新たなブランドとして注目を集めるきっかけとなりました。

受賞の意義と背景

チーフ・クリエイティブ・ディレクターのデイビッド・ミスキンは、受賞について「このたび、かつてないほどの刺激的な成果を達成できたことを非常に光栄に思います」と語っています。「seven x seven」は、単なる宿泊施設ではなく、ブランド体験を提供する場として位置づけられています。このブランドが重視するのは、建築やインテリア、サービス、コミュニケーションを一体的にデザインすることであり、利用者の五感に響く独自の体験を創出しています。

Graphis Design Awardsとは

Graphis Design Awardsは、世界中のデザイナーやクリエイティブ専門家が参加する権威ある国際的なコンペティションです。受賞作品は、Graphisの年鑑やオンラインギャラリーに掲載され、多くの人々に発信されます。また、受賞はデザイン史に残る成果と見なされ、クリエイターや企業にとってはキャリアの重要なステップとなります。

このような状況の中で、「seven x seven」の受賞は、日本のホスピタリティの新しい可能性を示すものとなっていると直言されます。

「seven x seven」のコンセプト

「seven x seven」は、地方都市を拠点にしたホテルブランドである「fav」のスタイルをベースに、高級感と快適性を追求しています。「where luxury goes to play」というタグラインのもと、ラグジュアリーなホスピタリティを新たに定義し、利用者に新たな価値を提供しています。

例えば、福岡の糸島にある「seven x seven」は、美しい自然環境を背景にしたデザインが特徴です。また、沖縄の石垣にも「seven x seven」が展開されており、地元の魅力を引き出す工夫がされています。

施設の詳細と今後の展開

- seven x seven 糸島

- 所在地：〒819-0202 福岡県福岡市西区西浦266番地
- 客室数：47室
- アクセス：博多駅から車で約45分

- seven x seven 石垣

- 所在地：〒907-0002 沖縄県石垣市真栄里254-19
- 客室数：121室
- アクセス：新石垣空港から車で約18分

このように、「seven x seven」は各地域に特化したサービスや体験を通じて、今後も新しいホスピタリティのかたちを提案していく意向です。

また、株式会社fav hospitality groupは、革新を追求する企業理念のもと、2027年末までにさらに26の新規施設を開業予定であり、今後の展開に期待が寄せられています。これにより、ホスピタリティ業界全体の進化にも寄与することを目指しています。

「seven x seven」の挑戦は、既存の枠にとらわれない新しい価値の創造であり、今後の動向に目が離せません。