共創による地域活性化を目指す「空き家再生プロデューサー育成プログラム」
全国的な課題として浮上している空き家問題。総務省の調査によると、その数は846万戸にも上ると言われています。これに対処するため、官民連携の「空き家再生プロデューサー育成プログラム」が実施されることとなりました。このプログラムは、地域の空き家や空き地を有効活用し、地域の活性化を図ることを目的としています。
プログラムの背景と目的
空き家は、単なる放置された建物ではなく、地域にとっては価値ある資源とされています。エンジョイワークスでは、空き家の利活用によって、地域住民や関係人口が参加するプロジェクトを推進しています。その結果、過去には600名以上が当プログラムに参加し、全国にわたる空き家再生プロデューサーのネットワークが形成されています。
本プログラムの目的は、空き家を地域活性化につなげるための専門家を育成することです。エンジョイワークスは、空き家の再生プロジェクトを通じて、地域の課題をともに解決する仲間を広げています。
プログラム内容
空き家再生プロデューサーは、不動産に関する知識だけでなく、改修に必要な建築計画や資金調達、持続可能な事業計画の策定、地域コミュニティの形成、場の運営のスキルを持つ人材です。この育成プログラムでは、発掘、育成、実践の3段階に分かれた研修を行い、参加者は空き家再生に必要な知識を学びます。
研修は約2日間で、具体的な課題に基づく事業計画の立案を行います。受講者は、実践的な知識を習得し、地域での活用方法を考えていきます。これにより、地域に根ざしたリーダーとして活躍できる人材が育成されています。
自治体との連携
2020年からは、地域に密着した取り組みとして、自治体や地域金融機関と協力して人材育成を行うことを開始しました。三重県南伊勢町や大分県別府市、千葉県いすみ市など、いくつかの自治体と連携して進行中です。これにより、地域内での空き家再生に貢献できるプロデューサーを育成することが可能となります。
情報発信とオンラインサービス
「空き家と仕事」というWebメディアでは、空き家再生プロデューサーによる具体的なプロジェクトを紹介し、地域への関心を高めています。このプラットフォーム上には、南伊勢町をテーマにした情報が公開されています。また、バーチャルに学べる「ハロリノノート」は、空き家再生のノウハウや事業計画の策定を無料で学ぶことができる便利なサービスです。
エンジョイワークスの取り組み
エンジョイワークスは、鎌倉を拠点に空き家再生や地域敏肢の取り組みを進めています。「みんなで一緒にまちづくり」をテーマに、地域社会の活性化を目指します。彼らの実績としては、カフェやシェアオフィス、宿泊施設などを運営し、地域に新たな価値を提供しています。この他にも、空き家や遊休不動産の活用を専門にした「ハロー!RENOVATION」というプラットフォームを立ち上げており、様々な事業計画の実施を支援しています。
お問い合わせ
自体やまちづくりに参加したいと考えている企業の皆様に向け、無料のオンライン説明会も行っています。興味のある方はぜひこの機会にお問い合わせください。
【連絡先】
株式会社エンジョイワークス
事業企画部(空き家問題の総合窓口・担当:濱口)
Webサイト:
空き家と仕事
電話: 0467-53-8583
メール:
[email protected]
地域の空き家問題を共に解決し、活気ある街づくりを進めるための一歩を踏み出しましょう。