進化するデジタル資産の決済インフラ
2025年6月26日、ニューヨーク発。安全なデジタル資産インフラを提供するBitGoが、HTX、KuCoin、Gate.ioという新たなパートナーを迎えことで、機関投資家向けの取引所外決済サービスを大幅に拡充することを発表しました。これにより、機関投資家は業界内でも特に流動性の高い取引所に安全にアクセスすることが可能になります。
今回の統合では、機関投資家は取引所に資産を移動させることなく、現物、証拠金、オプション、先物取引など、様々な金融商品や流動性に簡単にアクセスできるようになります。さらに、保険付きのオフライン資産管理であるコールドカストディにより、最大2億5000万ドルの保険が提供され、クライアントは資産の完全な管理と所有権を維持できる点が大きな特徴です。
取引はBitGoの規制されたカストディの枠組み内で自動的に決済され、Go Networkを通じたOESパートナーとの協力により、透明性を高めて運用効率も向上します。このシステムは、取引所の破綻や詐欺、ハッキングからの保護を強化し、機関投資家にとって安心な取引環境を提供します。デジタル資産市場がますます成熟していく中、BitGoはリーダーとしての役割を強めており、機関投資家の参入を促進しています。
BitGoのCEO、Mike Belshe氏は「デジタル資産に対する機関投資家の需要は急速に高まっているが、安全な基盤がなければ普及は限定的です。我々はGo Networkを通じて、機関投資家が暗号資産市場にスムーズに参入できるような環境を整えています」と語ります。この発言から、BitGoが未来の規制基準を見据えたインフラを構築していることが伺えます。
また、Go Networkのエコシステムは、Copper社のClearLoopやCrossover Markets社の電子通信ネットワーク(ECN)と連携することで、着実に成長を見せています。これにより、ClipperとCROSSxへのアクセスも可能になり、機関投資家にとっての選択肢が広がっています。今後もBitGoは新たな戦略的パートナーを追加することで、より効率的で安全なデジタル資産取引環境を実現しようとしています。
長年にわたり、BitGoはデジタル資産ソリューションにおける主要なインフラプロバイダーとしての地位を確立してきました。規制されたコールドストレージによる資産管理、ウォレット、ステーキング、トレーディング、ファイナンス、決済サービスを提供し、全国および国際的なクライアントたちに信頼されています。BitGoは、デジタル経済の根幹を支え、ビットコインネットワークの大部分のトランザクションを処理する世界有数の独立系デジタル資産カストディアンとして、その存在感を示しています。
詳細については、公式ウェブサイト「www.bitgo.com」をご覧ください。メディアお問い合わせは、
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