ファンズ、清水正俊氏を常勤取締役に迎える
ファンズ株式会社は、信託免許の取得に向けて大きな動きに出ています。その一環として、2026年7月1日より、子会社であるファンズ・レンディング株式会社に元みずほ信託銀行の執行理事である清水正俊氏を常勤取締役に迎えることを発表しました。この新たな人材の加わりにより、同社は信託業務の強化とさまざまなシナジーの創出を目指しています。
清水正俊氏のプロフィール
清水氏の経歴は非常に多岐に渡ります。1992年、東京大学法学部を卒業後、日本興業銀行に入行。そこから、みずほコーポレート銀行やみずほ信託銀行など、日本の金融業界の中核を成す組織で多くの経験を積んできました。特に、2019年にはストラクチャードプロダクツ営業部長として流動化営業に従事し、2021年には執行理事に昇進。さらに、情報技術が進化する中で信託プロダクツの開発にも関わっており、さまざまな金融ソリューションの提供に尽力してきました。
信託免許取得の意義
ファンズでは、信託免許を取得することで、個人投資家と成長企業を結びつける新たな金融商品を提供する計画です。個人金融資産の現預金が1,000兆円以上も存在する現状を踏まえ、その資産を活用することが求められています。清水氏は自身の経験から、現預金の活用促進に向けた教育や啓蒙が足りていないと指摘し、信託の仕組みを通じて「資本の流れを変える」ことを目指しています。
信託のメリットは、投資の透明性と投資家の保護です。企業の資金調達においても、信託を利用することで円滑に進められるため、清水氏は「ファンズ×信託」の組み合わせが新たな成長投資を生むと期待しています。
経営者の期待
代表取締役の藤田雄一郎氏は今回の清水氏の参画について非常に心強いと語っています。現在、ファンズグループは運用型信託の免許取得を急いており、これにより匿名組合型のファンドに加えて、合同運用金銭信託の導入も視野に入れています。これにより、より安心して投資活動を行えるようになるといいます。
また、信託は資産運用だけでなく、家族間の財産管理など多様な用途が期待されます。ファンズが信託を活用することで、さらなる事業展開も視野に入り、社会のさまざまな課題への貢献につながることを願います。
ファンズ株式会社の概要
ファンズ株式会社は「資本の流れを変え、『豊かさ』の総量を増やす」というミッションのもと、個人投資家と成長企業をつなぐ直接金融プラットフォームを運営しています。投資家が1円から成長企業に投資できる仕組みを提供することで、個人の金融教育に寄与すると共に、地域経済を応援する企業の成長を支えることに全力を注いでいます。ファンズのビジョンは、単に利益を追求するだけでなく、社会全体の豊かさを向上させることです。今後、清水氏の加入によりファンズの成長がどのように進むのか、ますます注目されるでしょう。