ノキア、ローカル5G強化
2022-05-12 15:16:53
ノキア、ローカル5G展開支援に向け研究施設をリニューアル - 東京・六本木に最新技術センター開設
フィンランドの通信機器メーカー、ノキアは、日本の研究施設をリニューアルし、ローカル5Gの展開を支援すると発表しました。東京・六本木のオフィスに開設された最新技術センターでは、実機を使った共同ソリューション開発やユースケース展示などが可能となり、顧客企業はローカル5G導入を加速させることができます。
ノキアは、総務省からローカル5Gの免許を取得しており、同社の技術トレーニングを通じて、お客様へのローカル5Gの迅速な導入をサポートしています。最新技術センターでは、お客様やパートナー様は、実機を使った共同ソリューション開発、ユースケース展示、様々なアプリケーションのテストや実際の使用環境のシミュレーションを行い、実際のシナリオの中で技術がどのように機能するか検証することが可能となります。
このセンターは、「Lab as a Service」として機能し、エンタープライズや通信事業者様が新製品やサービスを市場投入するまでの期間短縮をサポートします。ノキアは、今後、ローカル5Gネットワークを六本木オフィスなどにも拡大し、全社員がオフィスでローカル5Gネットワークを利用できる環境を整備する予定です。
ノキアは、産業用プライベート・ワイヤレスのリーダーとして、インダストリー4.0を牽引し、産業のデジタル・トランスフォーメーションを加速する支援を行っています。同社のAirScale Radio、Nokia Digital Automation Cloud、Compact Mobility Unitなどのソリューションを通じて、ATC周辺のローカル5G通信を実現します。Nokia Fastmile 5G Gatewayの日本モデルは、Wi-Fiデバイスに5G Wi-Fiのカバレッジを提供し、ノキアのIPネットワークは、ATC内の無線、コア、エッジのノード間の高速接続に使用されます。
ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社の代表執行役員社長であるジョン・ランカスターレノックスは、「東京の六本木オフィスに、アップグレードした先端技術センターをオープンできることを大変嬉しく思います。最新の5Gイノベーションを紹介し、そのイノベーションがどのようにお客様に新しいビジネスチャンスをもたらしていくかについて紹介できることを楽しみにしています。ノキアのLab as a Serviceの利用により、通信事業者様は、実際の使用環境下で信頼性と性能を検証できるようになり、革新的なサービスや製品を迅速に市場展開することができます。このセンターでは、お客様が実際の環境でローカル5Gの可能性を体験することができます。さらに、実際の環境をシミュレートして、当社のエキスパートをトレーニングし、ローカル5G導入に関する問題を迅速に解決することができます。」と述べています。
会社情報
- 会社名
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ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社
- 住所
- 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー41F
- 電話番号
-
03-5474-6400