オルビス、従業員の学びと健康を支援するため「カフェテリアHQ」導入
「福利厚生をコストから投資へ」をビジョンに掲げる株式会社HQは、同社が運営する次世代福利厚生プラットフォーム「カフェテリアHQ」を、化粧品ブランドのオルビス株式会社が導入したと発表しました。
オルビスでは、以前からカフェテリアプランを導入していましたが、人事戦略との連携不足、使いやすさ、従業員の多様なニーズへの対応など課題を抱えていました。
これらの課題解決のため、「カフェテリアHQ」を導入することで、従業員一人ひとりの力を自律的に引き出す投資として、福利厚生をアップデートすることを目指しています。
人事戦略に基づいた設計と利用促進
「カフェテリアHQ」は、人事戦略に沿った設計と利用促進機能を備えています。
リスキリング支援として、スキルアップ・ラーニングカテゴリへの支援を強化し、ラーニングポイントを従来の3倍から5倍に設定。人事部門が厳選したコンテンツはポイント5倍(最大10万円分)で支援することで、従業員のスキルアップを促進します。
ヘルスケア支援として、フェムケア領域を新設し、女性の健康課題への支援を強化。フェムケアにはポイント3倍(最大6万円分)を付与し、従業員の健康増進をサポートします。
また、従来のカフェテリアプランで多く見られたパッケージプラン(割引・優待サービス)を付帯せず、利用率の高いカフェテリアプランへの投資に集中することで、メニューの充実とポイント傾斜を実現しています。
従業員体験向上のためのUI/UX設計
「カフェテリアHQ」は、従業員体験向上のためのUI/UX設計にもこだわっています。
簡単なログイン方法:固有IDではなく、メールアドレスでのログインを採用
トップページカスタマイズ:カテゴリー分類・ポイント傾斜を分かりやすくバナー表示
スタッフ属性に合わせた個別最適なレコメンド:本社勤務スタッフにはラーニング、店舗勤務スタッフにはフェムケアを推奨するなど、属性に応じたメニューの表示出し分けが可能
これらの設計により、従業員は直感的に操作でき、必要な情報を簡単に探し出すことができます。
導入効果
「カフェテリアHQ」導入後、ポイント傾斜カテゴリへの利用が拡大し、カフェテリアプランの活用気運が高まっていることが確認されました。
リスキリングの利用:1.4倍に拡大
ヘルスケアの利用:2.7倍に拡大
レジャー・エンタメへの利用:4分の1に減少
特に、フェムケアの利用増加が目立ち、定期的な通院や処方などに利用されているようです。
従業員満足度の向上
「カフェテリアHQ」は、従業員満足度向上にも貢献しています。
Amazon自動連携機能:商品単位で見られ、ポイント決済で注文できるため便利との声が多数
立て替え精算:承認スピードが早く、2~3日程度でチェックが完了。前月末までの申請で翌月給与に反映される運用が高評価
オルビス株式会社からのコメント
オルビス株式会社 HR統括部長岡田 悠希様は、「従業員一人ひとりが多様な個性をもち、その力を解放することが個と組織の成長につながると考えています。福利厚生施策においても事業戦略を反映した思想で設計し、多様な社員のニーズに寄り添い新しいチャレンジを促すために、「カフェテリアHQ」の導入を決めました。」とコメントしています。
まとめ
オルビス株式会社は、「カフェテリアHQ」導入により、従業員の学びと健康を支援することで、従業員エンゲージメントの向上と組織全体の成長を目指しています。今後、さらに従業員満足度を高め、魅力的な職場環境を構築していくことが期待されます。