EIRL Cloud 新プランの登場
エルピクセル株式会社が提供する医師の画像診断支援サービス「EIRL Cloud」において、従来の肺結節候補域の検出機能に加え、4種類の異常陰影も検出できる新しいプラン「EIRL Chest XRプラン」が発表されました。この新プランの追加により、胸部X線画像からより多くの異常を的確に捉えることが可能となり、特に小規模クリニックにおける診断支援の幅が広がります。
EIRL Cloudの主な特長
クラウド型の「EIRL Cloud」は、インターネットに接続されていれば、特別な機器を準備する必要もなく手軽に導入可能です。今までに800以上の医療施設が導入しており、640万件以上の解析を行ってきた実績をもっています。新たにリリースされたEIRL Chest XRプランは、肺結節以外にも浸潤影や無気肺、間質性陰影などの異常を検出する機能を有しており、さらに多様な診療ニーズに応えることが期待されています。
増加する異常陰影の検出
新しいプランにより、従来は見落とされがちだった異常陰影も検出対象に加わりました。これにより、医師は日常的な診療や健康診断において、より包括的なアプローチができるようになります。特に小規模な医療機関にとっては、導入コストの低さと使いやすさがこのサービスの大きなメリットです。
利用料金とプランの詳細
「EIRL Cloud」には、医療機関のニーズに合わせた2つのプランが用意されています。肺結節候補域に特化した「EIRL Chest Noduleプラン」は月額20,000円(税抜)で提供され、一方で新たに登場した「EIRL Chest XRプラン」は25,000円(税抜)での利用が可能です。両プランともに14日間の無料お試し期間があり、気軽に体験できる環境が整っています。
従来との違い
従来のオンプレミス型と異なり、クラウド型は機器の買い替えや外部システムの連携が不要なため、導入の際のハードルが大幅に低減されています。医療施設は新たな機材を設置することなく、オンライン上で画像をアップロードするだけで解析結果を確認できるため、利便性が大いに向上しました。
導入の流れ
EIRL Cloudの利用は簡単です。公式ウェブサイトから申し込み、アカウントを登録すれば、すぐにサービスを利用し始めることができます。特に気になる症例に対して即座に解析を行うことができるため、医師にとっても頼りにされる存在となっています。
まとめ
今後もエルピクセルは、医療AIの進化を追求し続けるとともに、クリニックや病院が抱える様々な課題に対応していくことが期待されます。新プランの導入により、さらなる診断精度の向上が見込まれるEIRL Cloudに、今後も注目が集まることでしょう。