金沢ポート基金が被災地を支援
石川県金沢市を拠点とする卓球男子プロチーム「金沢ポート」が、能登半島地震の被災者に対する支援活動を積極的に行っています。2024年1月5日からスタートした「金沢ポート基金」によって、トータルで1,000万円以上の寄付を実現しました。これは地域の復興に向けた大きな一歩です。
寄付の内訳と活動内容
金沢ポートは、昨年8月1日付での寄付が4,863,426円、今年1月15日には5,181,152円の寄付を行い、合計で10,044,578円の寄付金が「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」に送られました。この募金は、金沢ポートが参加したノジマTリーグの試合で集まったものも含まれています。選手たちは「がんばろう!石川!」というメッセージのもと、支援を呼びかけてきました。
特に、金沢ポートのディレクターであり監督の西東輝氏からは、「全国のみなさまからの温かい気持ちに胸が熱くなります」との感謝の言葉が寄せられています。この支援活動は金沢ポートの選手たちにも大きな意味を持ち、地域密着型のチームとしての使命感を強く感じているとのことです。
被災地への卓球台寄贈プロジェクト
金沢ポートは、金沢ポート基金に加えて、被災地への卓球台寄贈プロジェクトも進行中です。これは、地域社会へのさらなる貢献を目指す取り組みの一環で、被災地の子どもたちに卓球を通じて希望を与えることを目的としています。西東監督は「私たち自身も地域密着を掲げ、息の長い支援活動を続けていきます」と語っています。
選手たちの思い
選手たちは、この支援活動に参加することを非常に意義深く感じています。金沢ポートの選手たちは、被災者へのプレッシャーを少しでも和らげたいという思いを持ち、地域の人々と一緒に歩んでいくことを大切にしています。チームのスローガン「まずは、僕らが奇跡を。」を胸に、実際のプレイを通じて地域への勇気づけを行うことも目指しています。
金沢ポートは、今後も地域社会と共に成長し、復興を支援するために努力を続けていくことでしょう。新しいシーズンに合流する選手たちのプレーを通じて、視聴者に感動を与え、地域への更なる貢献を果たしていくことに期待が寄せられています。