藤田晋社長の新刊『勝負眼』発売決定
サイバーエージェントの藤田晋社長が、ビジネスの鉄則を自らの言葉で綴った新刊『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術』が11月19日(水)に発売されることが発表されました。この書籍は、すでにネット書店での予約受付が開始されており、ビジネスパーソンにとって目が離せない内容になっています。
藤田社長の経歴と業績
藤田社長は、ABEMAをはじめとしたインターネット広告やゲームなどの事業を展開し、サイバーエージェントを売上高8000億円以上の大企業まで育て上げました。27期連続の増収を達成したことでも知られています。彼は「テレビの再発明」を目指し、ABEMAの通年黒字化を視野に入れて巨額の投資を行い、成果を上げています。また、麻雀の腕前や競馬での成功、J1昇格を果たしたFC町田ゼルビアのオーナーとしても知られ、仕事に関する勝負に強さが際立つ経営者として評価されています。
新刊の内容と特徴
『勝負眼』では、藤田社長自身が経験から得た「押し引き」の重要性について述べています。ビジネスにおいても、チャンスを見極めて攻め込む一方で、守るべき場面ではしっかりと守ることが求められます。藤田社長は、自らの体験を基に「勝負の局面で押せるか引けるかが、ビジネスの成功に直結する」と語っています。
本書は、「週刊文春」の好評連載「リーチ・ツモ・ドラ1」を基に加筆修正されており、藤田社長が毎週執筆した内容が詰まっています。実体験に基づく具体的なアドバイスが盛り込まれており、撤退戦の重要性、Z世代のマネジメント術、趣味の重要性、クリエイティブな企画の策定方法、リーダーシップに必要な条件など多岐にわたります。
著者からのメッセージ
藤田社長は、過去に社内の研修資料として執筆した『引き継ぎ書』を基にしつつ、連載を通じて新たな視点を得たと話しています。定められた文字数にまとめることで、彼自身の経営者としての想いや心構えを明確にし、読みやすさも兼ね備えた内容になっています。藤田社長は、自著が読者にとって「勝負眼」を養う手助けとなることを願っているとのことです。
藤田晋社長のプロフィール
1973年に福井県鯖江市で生まれた藤田社長は、青山学院大学を卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)に勤務し、1998年にサイバーエージェントを設立。史上最年少で東証マザーズに上場を果たし、14年には東証一部へ市場変更しています。また、FC町田ゼルビアの代表取締役社長や他の経済団体の要職も兼任しています。
書誌情報
- - 書名: 勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術
- - 著者: 藤田晋
- - 判型: 四六判並製カバー装
- - 定価: 1870円(税込)
- - 発売日: 2025年11月19日
- - ISBN: 978-4-16-392047-4
- - 書誌URL: こちらをクリック
藤田晋社長が自ら描くビジネスの真髄は、多くのビジネスパーソンにとって貴重な指針となることでしょう。彼の言葉を通じて、勝負の局面での判断力を鍛えることができる貴重な一冊です。