フラット組織の実態
2019-08-01 13:01:27
自立型フラット組織への道:ティール組織とホラクラシー経営の実態
自立型フラット組織への道:ティール組織とホラクラシー経営の実態
近年、企業経営において注目を集めているのが「ティール組織」と「ホラクラシー経営」です。これらは、従来の階層的な組織モデルに代わり、自律的でフラットな組織構造を目指す新たな経営スタイルを指します。特に、企業の成長を牽引する自立型フラット組織の実態について、専門家の意見を基に深掘りしていきます。
ティール組織・ホラクラシー経営の基本
ティール組織とは、自律的なチームで構成される職場環境を特徴とし、各メンバーが自ら主体的に行動し、意思決定を行うことが求められます。一方で、ホラクラシー経営は、役職や地位に依存せず、役割ベースで運営が行われるため、社員皆が会社を成長させる主導的な役割を果たすことができます。
このような新しい形の組織は、創造性や革新性を引き出す一方で、競争が激化する現代ビジネスにおいても有効な手法として多くの注目を集めています。
トークセッションの目的
2023年9月4日、早稲田M&Aパートナーズ主催により、ティール組織とホラクラシー経営の先駆者を招いたトークセッションが開催されました。講師は、ティール組織の権威である和家智也氏と、フラットな経営スタイルを体現する武井浩三氏です。彼らはそれぞれの経験に基づき、自立型フラット組織がどのように成長し続けるのかについて語ります。
和家氏は早稲田M&Aパートナーズの代表として、数々のM&A取引を成功に導いてきた実績があり、特に新規事業開発における経験が豊富です。また、著書には「M&Aエグジットで連続起業家になる」というタイトルがあります。一方、武井氏はダイヤモンドメディアを創業し、透明性のある経営を追求してきたことでとても著名です。彼は「管理しないマネジメント」を提唱し、特に「社長も投票で決まる会社」を目指しています。
イベントの詳細
このトークセッションは、東京都千代田区の四ツ谷駅近くの会場で行われ、参加費は2,000円。定員は30名となっており、参加者が多数の場合は抽選が行われるとのこと。参加希望者は、peatixを通じて事前登録を求められています。
特に、ベンチャー企業の経営者や代表取締役に向けて、このセッションは貴重な学びの場となるでしょう。ただし、M&A仲介者や経営コンサルタントの参加はお断りとなっているため、その点にも注意が必要です。
成長する自立型フラット組織の姿
本イベントでは、ティール組織やホラクラシー経営を実践することで自立型フラット組織がどのように機能し、成長できるのか、具体例に基づいた議論が交わされます。参加者は、経営の新しい形に触れ、自己組織化の重要性や、役職にとらわれない働き方が持つ潜在的な力を再認識することでしょう。これからのビジネス環境において、こうした概念はより一層求められるのではないでしょうか。
最後に、参加者が互いに意見を交換し、新しいネットワーク作りを行う機会としたいものです。自立型フラット組織が、今後のビジネスシーンで果たす役割はますます重要になるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
早稲田M&Aパートナーズ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区六番町6-4LH番町スクエア5階
- 電話番号
-
03-5826-6066