HAL名古屋の学生、ラジオCMコンテストで受賞
2025年度の「JFNラジオCMコンテスト」で、HAL名古屋の学生が華々しい受賞を果たしました。コンテストは全国38のFMラジオ局で構成されるJFNが主催し、学生が自身の学び舎をアピールする機会となっています。
受賞者は、HAL名古屋ミュージック学科の西野遥音さん(2年)、鳥山菜子さん(4年)です。西野さんは「友達じゃない」篇で優秀賞を、鳥山さんは「名古屋めしの音」篇で中部・北陸ブロック賞を受賞しました。彼らの作品は、7月26日から8月8日まで、JFN系列のFM局にてオンエアされる予定です。
受賞発表の経緯
7月16日に東京FMホールで行われた表彰式において、西野さんは初めての受賞の瞬間を味わい、賞状とトロフィーを手にしました。鳥山さんも同様に、HAL名古屋で行われた表彰式で賞状を授与されました。受賞後の感想として、西野さんは「とても素晴らしい賞をいただけて、大変うれしく思います」と述べ、音楽をテーマにした作品制作の過程を振り返りました。
作品へのこだわり
西野さんの作品は、20秒という限られた時間に同じセリフを異なる表現で2回使うという難しい挑戦を含んでいました。彼女は「過去の作品を聴いて、音楽によって異なる雰囲気になる部分を意識し、制作しました」と語り、音楽がもたらす力を大切にしていることを強調しました。このような挑戦は、音楽の美しさを引き出しながらも、聴衆に強いメッセージを伝えるための重要な要素となっています。
一方、鳥山さんは名古屋をテーマにした「名古屋めし」を選び、その魅力をどう表現するかに注力しました。「私の学校は東京、大阪、名古屋にキャンパスがあるため、名古屋に関連する作品を制作したいと思いました」とのことで、名古屋の文化に根ざした作品の誕生につながったといいます。彼女もまた、限られた尺の中で自然なキャラクターの掛け合いを重視した結果、受賞につながりました。
コンテストの意義
このコンテストでは、学生自身の独創的なアイデアや発想を大切にし、自由に作品を制作することが求められます。また、受賞作品はJFN系列のラジオ局で流れることで、多くのリスナーにその努力やメッセージが伝わることになります。優秀作品は賞金も与えられ、学生のキャリアを支える重要な機会となっています。コンテストは毎年実施されており、2025年度はすでに終了していますが、次回に向けて新たなアイデアが期待されます。
このような成果を積み重ねることで、HAL名古屋はますます注目される教育機関になります。西野さん、鳥山さんの今後の活躍にも期待が持てます。彼らの参加が多くの学生にとって、クリエイティブな活動に挑むインスピレーションとなっていることでしょう。
「JFNラジオCMコンテスト」の公式ホームページもぜひ訪れて、他の作品を聴いてみてください。