九州工業大学が宇宙ビジネス拡大に向けた新プログラムを発表
2026年2月27日、九州工業大学は「宇宙ビジネスCTO(Chief Technology Officer)を目指す人材育成エコシステムの構築プログラム」のキックオフシンポジウムを北九州国際会議場で開催します。本プログラムは、宇宙産業の中で新たなリーダーを育てることを目的としています。九州工業大学が中心となり、自治体や企業との連携によって、宇宙産業の発展を目指します。
背景と目的
北九州市は、小型衛星の運用数などさまざまな面で宇宙関連産業が盛んです。特に、九州工業大学はその技術力を活かし、宇宙ビジネスの推進に力を入れてきました。文部科学省からの支援を受け、このプログラムは、宇宙工学に加え、事業創出や経営の知識を結びつけた人材を育成する取り組みです。
プログラムは、大学院生を主な対象とした基礎講座と、広く開かれた実践講座の二つのセクションで構成されます。基礎講座では、宇宙ベンチャーに関連する経営や財務、政策について学べます。また、実践講座では、学生や社会人がビジネスプランを構築する機会を提供します。これにより、将来の技術責任者や事業創出リーダーへの道を開いていきます。
シンポジウムの詳細
シンポジウムの開会は2026年2月27日(金)13:00からで、参加費は無料です。まずは九州工業大学の三谷康範学長の挨拶で始まり、文部科学省の紹介やプログラムの説明が行われます。ここでは、多くの専門家が現状の宇宙産業について語り、さまざまな人材育成プログラムを共有する予定です。
特別講演には、株式会社IHIエアロスペースの仲俣千由紀氏を迎えます。宇宙ビジネスに関するパネルディスカッションや、産学官の連携についても議論が行われ、参加者は多様な視点からの情報を得られる貴重な機会となります。最後には九州工業大学の基幹教員から総括があり、シンポジウムの閉会式が行われます。
さらにシンポジウム終了後には、参加者間の情報交換会も予定されており、宇宙ビジネスへの関心が高い方々にとって多くのネットワーキングの機会が提供されます。本プログラムは、宇宙ビジネスに取り組む全ての人々にとって新たな始まりの場となるでしょう。
参加方法
シンポジウムへの参加は事前申し込みが必要です。詳細や申し込みは九州工業大学の「革新的宇宙利用実証ラボラトリー」の公式メールアドレスで確認できます。教育関係者はもちろん、宇宙分野に興味ある方々の参加が期待されており、今後の日本の宇宙ビジネスを支える人材育成に向けた一歩となるでしょう。
このプログラムが成功裏に進行することで、北九州市が宇宙産業において持続可能な発展を実現し、新たな技術責任者やリーダーが育っていくことが期待されています。