大阪・関西万博で魅惑の水上ショー「アオと夜の虹のパレード」開催決定！

大阪・関西万博で披露される水上ショー「アオと夜の虹のパレード」

2025年に開催される日本国際博覧会、通称「大阪・関西万博」において、サントリーとダイキンが共同で出展する水上スペクタクルショー「アオと夜の虹のパレード」が発表されました。この魅力あふれるショーは、独自のキャラクターデザイン、豪華な声優キャスト、そして感動的なテーマソングをもとに、壮大な物語を展開します。

ショーの概要とテーマ

このショーは「水」と「空気」というテーマに基づき、さまざまな演出で生命の物語を描きます。月明かりの下、祝祭が開かれる島を舞台に、主人公の少年「アオ」と水と空気の精霊「ドードー」が出会い、祝祭が繰り広げられます。水、空気、光、炎、映像、音楽が融合し、観客を新たな世界へと誘います。

キャスト紹介

主人公「アオ」を演じるのは、若手俳優で歌唱力にも定評のある毛利花さん（16歳）。彼女は、とりわけ「アオ」が歌う伝承歌に魅了され、自らの声でその独特な歌声を聴かせたいと強い思いを抱いています。続いて、タレントの友近さんが水と空気の精霊「ドードー」を演じ、そのユーモアあふれる関西弁が物語に活気を与えます。さらに、アオのおばあちゃん役には、夏木マリさんが出演し、物語のスタート地点をしっかりと支えます。

声優のコメント

各キャストはそれぞれ、自身の役柄に対する意欲を語っています。毛利さんは、アオの性格に自身の幼少期を重ね合わせ、「技術や熱意が詰まった素晴らしい作品だ」とコメント。友近さんは「ドードー」を愛らしく、面白く演じ、「多くの人に感動してもらいたい」と語りました。また、夏木さんは「日本の力を未来へと繋げる時が来た」と、万博の意義を強調しました。

物語と音楽

ショーの内容は、地球に存在する「水」と「空気」のつながりを歌った物語です。音楽を担当するのは、作曲家・音楽プロデューサーの菅野よう子さん。彼女が手がけるテーマソング「にじまつり」は、島に伝わる民謡や島唄を基にし、生命力を力強く表現した作品になります。

ミュージックビデオの公開

「にじまつり」は、さまざまな楽器とともに演奏され、動画サイトで公開される予定です。物語のエピソードゼロを描いた内容で、観客にさらに熱い感動を与えることでしょう。

迫力満点のショーエリア

ショーは、大阪・関西万博のウォータープラザで行われます。水上に約200メートル、奥行き60メートルにわたる広大な舞台が用意され、約300基の噴水やレーザー光線、音楽が連動して演出される予定です。この巨大な舞台空間が、観客に圧倒的な視覚体験を提供します。

制作背景

大阪・関西万博のイベントコンテンツとして、このショーの企画制作には、国際的に活躍するクリエイターたちが参加しています。田中直基さん（企画／原案）、菅野よう子さん（音楽）、フランスの制作会社ECA2など、幅広い経験から生まれるクリエイティブが注目されます。これにより、万博史上最大級の水上スペクタクルショーが実現するのです。