アルファサード、PowerCMS Xの新バージョンを発表
大阪市に本社を置くアルファサード株式会社が、エンタープライズ向けコンテンツ管理システム(CMS)の「PowerCMS X」をリリースしました。これは同社の10年の経験を基に、完全に新たに開発された製品です。従来のPowerCMS 5の続編ではなく、別の製品として設計されていますが、基本的なサポートは継続されます。
新バージョンの主なポイントは、性能が従来比で約50%から80%も向上し、速度が5倍から10倍に達するという素晴らしいパフォーマンスです。この改善により、ユーザーはさらに快適な運営体験を享受できます。
PowerCMS Xの主な特徴
今回のリリースでは、いくつかの先進的な機能が搭載されています。主な機能として、以下の点が挙げられます:
- - 再構築性能の向上: これまでの5倍〜10倍の速度で再構築が可能。
- - 静的ファイルのパブリッシュ: 静的と動的の両方のファイル生成をサポート。
- - テーブルスキーマ設計の自由度: 管理画面上で直接テーブルを設計し、作成やマイグレーションが可能。
- - 互換性の確保: 以前のPowerCMSとのテンプレート記法の互換性。
- - プレビュー機能: 完全な未来日時のプレビューにより、運営中のウェブサイトを視覚的に確認可能。
- - 柔軟なワークフローおよびバージョン管理: 無制限段階のワークフロー設定が可能で、直列または並列での指定ができます。
これに加えて、各種のデータ管理機能やエクスポート・インポート機能も充実しているため、コンテンツの移行やデータ管理が一層スムーズになります。特に、WordPress形式やMT形式へのデータ移行ツールの搭載は、ユーザーにとって大きな利点です。さらに、モバイルファーストの管理画面も導入され、スマホからでも快適に操作できる点が挙げられます。
資料とサポート
公式ウェブサイトでは、PowerCMS Xの詳細なベンチマーク結果とともに、機能の具体的な説明が掲載されています。新しいCMSの詳細については、
こちらのリンクをご覧ください。
この進化したPowerCMS Xは、すべてのウェブサイト管理者にとって、性能向上を実感できる一手となるでしょう。特に、動的情報更新やサイト運営の効率化を求める企業にとって必須のツールとなることが期待されます。
今後もアルファサードは、ユーザーのニーズに応じたサービスを提供し、さらなる機能強化を図る模様です。これからのCMS市場での展開が非常に楽しみです。
動作環境
PowerCMS XはApacheまたはnginxを使用することができ、PHP 7.0以降、MySQL 5.6以上の環境で動作します。更なる詳細については公式サイトで確認できます。