クラダシが「フードロス削減アワード」を開催
株式会社クラダシが主催する「フードロス削減アワード」が、持続可能な未来を目指して12月19日に開催されることが決まりました。このアワードは、フードロス削減に貢献する様々な取り組みを表彰するものであり、すべての人が気軽に参加できるイベントを目指しています。
なぜフードロス削減が重要なのか
農林水産省によると、2022年度の日本のフードロスは約472万トン。この中では、家庭からのフードロスが236万トン、飲食店などの事業系からも同じく236万トンが発生しています。これらのデータからも、フードロス問題が日本においてどれほど深刻であるかがわかります。フードロスの削減は、環境保護、持続可能な社会に向けての重要な課題です。
「フードロス削減アワード」の詳細
「フードロス削減アワード」では、飲食店部門、食品メーカー部門、家庭部門の3つの部門から、それぞれ5名のノミネート者が選ばれています。授賞セレモニーが行われる前の期間中、一般投票を通じて大賞受賞者を決定します。一般投票は、12月2日から11日まで特設ページで実施されます。以下に参加方法を紹介します。
- - 投票期間: 2024年12月2日(月)10:00 ~12月11日(水)17:59
- - 特設ページ: ここをクリック
ノミネート者の紹介
当アワードのノミネート者は、革新的な取り組みを行っている多彩な候補から選ばれています。以下は各部門のノミネート者の一部です。
飲食店部門
- - おすそわけ食堂 まど: 規格外野菜等を使った食堂
- - 蕎麦 ふる川: 蕎麦コロッケ
- - 竹栄株式会社・プラスフード事務局: フードシェアリングサービス
- - 羽田市場: 未利用魚を提供するお店
- - もったいない食堂: 社会貢献ができるレストラン
食品メーカー部門
- - オイシックス・ラ・大地: 未活用食材の再利用
- - カルビー: 製品の規格外品を発売
- - JTB: ロス旅缶の展開
- - ドール: もったいないフルーツプロジェクト
- - ベンナーズ: 未利用魚のサブスクリプション
家庭部門
- - あいほのさん: フードロス削減レシピ
- - 新崎亜子さん: おから料理
- - すずきともこさん: ドライフードの利用法
- - 中谷愛さん: フードロスゼロチャレンジ
- - 森田道子さん: もったいない心を活かす。
どのように評価されるのか
各部門の大賞は、一般投票と専門審査員の評価に基づいて決定されます。審査基準は独創性、社会的インパクト、持続可能性、波及効果、創意工夫などが重視されます。
審査員には食品業界や社会貢献領域で権威のある方々が参加し、彼らの視点からフードロス削減に繋がる優れた取り組みを選考します。
クラダシのビジョンと取り組み
クラダシは「日本で最もフードロスを削減する会社」を目指しており、その一環としてフードロス削減アワードを実施しています。サステナビリティを重視し、楽しいお買い物体験を提供するソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」として、フードロス削減へ寄与しています。これからも、フードロス問題の解決に向けた取り組みを継続し、より多くの人々に参加してもらえるように活動を展開していきます。
さらに、クラダシでは環境保護や災害支援にも取り組んでおり、売上の一部を社会貢献へと還元しています。これらの活動で、持続可能な未来の創造に向けた輪を広げています。
おわりに
フードロス削減は個人でも可能な行動から始まります。このアワードを通じて、フードロス削減に向けた具体的なアイデアを見つけ、明日からの行動に繋げるきっかけとなれば幸いです。皆さんの参加を心よりお待ちしております。