新潟医療福祉大学がスポーツコンペで連続受賞
新潟医療福祉大学の健康スポーツ学科が、2024年11月6日に行われた「スポーツ・健康まちづくりデザイン学生コンペティション2024」で、山本悦史講師のゼミ生たちが見事に優秀賞を受賞しました。この大会は、スポーツを通じた地域の健康づくりを促進するため、多様なアイデアを募るもので、今年は全国から45点の応募が寄せられました。
アイデアの内容とは?
山本ゼミの学生たちは「ヘルメットスポーツ」の普及を提案しました。自転車事故の増加が懸念される中、新潟県では令和元年から令和5年までに2,000件以上の自転車事故が報告されており、特にヘルメット着用率の低さが深刻な問題となっています。2024年には努力義務化されるも、県民の着用率は全国で44位。これを踏まえ、地域の人々にヘルメットの重要性を認識してもらうための新しいコミュニティ作りを目指しました。
提案の具体的な内容
提案内容では、ヘルメットを着用して行うスポーツとして、球技、ウインタースポーツ、スケートボード、馬術など、多岐にわたる活動を行う体験会の開催を計画。これにより、ヘルメットスポーツという新しいジャンルの普及とともに、地域内のアクティビティや人々の結びつきを強化していくことが期待されています。地域スポーツの振興だけでなく、経済の活性化にも寄与する施策とされ、地域全体の健康意識を高めることが目的です。
学生たちの思い
受賞を受けた学生たちは、全国的なコンペに参加し、多くの大学院生などが出場する中で自身のアイデアが評価されたことに大きな喜びを感じています。彼らは、この貴重な経験を元に未来に向けてさまざまなことに挑戦していく意欲を示しています。「チャレンジ精神を大切にしていきたい」と語る彼らの姿勢は、今後のゼミ活動にも良い影響を与えることでしょう。
新潟医療福祉大学の魅力
新潟医療福祉大学は看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉を学ぶ6学部15学科を持つ医療系の総合大学です。チーム医療の実践的な学びを提供し、資格取得や就職支援にも力を入れています。地域に根ざした大学として、スポーツと医療、リハビリ、栄養が融合した学びを展開し、学生たちの未来を広げているのです。
NSGグループの目指す未来
この大学は、教育に関する事業を中心に様々な分野で事業を展開するNSGグループによって運営されています。「世界一豊かで幸せなまち」を実現するため、地域の活性化に向けた取り組みが進められています。
学生たちのアイデアから生まれる新しい地域コミュニティが、この先の新潟の未来を照らしていくことを期待しています。