株式会社YTGATE、追加資金調達を実施
株式会社YTGATE(以下「YTGATE」)は2025年8月28日に、りそな銀行を中心とした金融機関から総額1.6億円の追加デットファイナンスを行ったことを発表しました。この資金調達により、創業2年目にしてYTGATEの累積調達額は約5億円に達しました。
資金調達の背景
YTGATEは、創業以来外部からのエクイティに依存せず、資本の効率化を常に重視しながら、キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)を厳密に管理してきました。今回の追加調達は、当社の事業モデルや今期の計画、将来の成長ポテンシャルを評価してくれた金融機関の支援を受けて実現しました。
以前の取り組みとして、2025年6月には5つの金融機関から約3億円の資金調達を行っており、今回の1.6億円追加分を加えることで、事業基盤をさらに強化する道筋を見据えています。これまでの調達戦略が功を奏し、健全な財務基盤を維持しつつ持続的な成長を果たしています。
追加調達の概要
- - 調達金額:1.6億円
- - 借入先:りそな銀行を中心に数行
この新たな資金は、当社が掲げるミッション「決済を最適化し、世界をつなぐ」に向けた事業の遂行をより一層加速させるものとなります。
YTGATEの事業モデルについて
YTGATEは、企業の決済に関する課題に革新的なテクノロジーと専門的なコンサルティングを駆使して対応しています。具体的には、以下のようなサービスを提供しています。
1. 決済関連コンサルティング
国内外の企業に向けて、最適な決済手段の選定や導入支援を行い、決済プロセス全体の改善提案を行っています。特にECサイトやD2C(Direct to Consumer)事業者、そしてグローバルブランドに対して、多彩な業種での支援を実績として持っています。
2. 決済承認率改善支援
オンライン決済において、クレジットカードの承認が得られないことが売上に影響を及ぼす大きな問題です。YTGATEは、承認率の定量的な可視化と分析を行い、各事業者に対して最適な改善策を提供します。具体的には、カード種別や発行会社、時間帯などのデータを分析し、決済が通らない原因を明確にします。さらに、カード会社と協議を進め、不必要なブロックを解消するルールの最適化もサポートしています。
3. YTGuard(SaaS)事業
「YTGuard」は、ウェブサイトにタグを追加するだけで使用できる決済最適化のSaaSプロダクトです。開発リソースに余裕のない企業でも、短期間で導入しやすい高度な機能を備えており、リアルタイムでの承認率モニタリングや不正トランザクションの検知などが可能です。
今後の展望
yTGATEは今回の調達資金を活用し、YTGuardの機能拡充、マーケティング活動への投資、セキュリティとコンプライアンス体制の整備、さらには人材の採用・育成に取り組む方針です。これにより、多くの企業の課題解決に貢献できる体制を一層強化していく予定です。
持続可能な成長とが実現することで、ステークホルダーの期待に応える企業価値の最大化に努めてまいります。YTGATEの最新情報やサービスに関する問い合わせは、公式ウェブサイトで受け付けています。