アークテリクス 25周年展示
2023-11-01 15:33:33
アークテリクスの歴史と進化を体感!25周年を迎える「アルファ SV ジャケット」の展示イベントレポート
アークテリクスの歴史と進化を体感!25周年を迎える「アルファ SV ジャケット」の展示イベントレポート
2023年11月、アークテリクスは、ブランドを象徴するフラッグシップモデル「アルファ SV ジャケット」の25周年を記念し、過去の名作を展示するイベント「ARC‘HIVES」を開催しました。
イベントでは、1998年に初めて生産された「アルファ SV ジャケット」を含む、貴重なアーカイブアイテム40点が展示されました。
会場には、関係者やメディアが集まり、担当者からそれぞれの商品にまつわるストーリーを聞くことができました。流行に左右されない美しいデザインやそれを実現するクラフトマンシップの力、ブランドの哲学を肌で感じられる貴重な時間となりました。
展示ツアー
展示ツアーでは、ヒーロープロダクト6点をピックアップし、そのこだわりや進化の過程について解説が行われました。
特に注目を集めたのは、以下の3つのアイテムです。
① THETA AR JACKET(シータ AR ジャケット)
1998年に初めて生産されたアークテリクスのハードシェルの一つで、フロントの3本の止水ジッパーとゴールドの刺繍が特徴的です。このジャケットは、当時のアウトドアリテーラーショーで発表された際、わずか3時間で注文キャパシティが埋まってしまったほどの人気ぶりだったそうです。
② HELI GUIDE JACKET for CMH(ヘリ ガイド ジャケット for CMH)
カナダのヘリスキー・ガイドツアー会社CMH向けにデザインされたスペシャルモデルで、インラインモデルには搭載されないラジオポケットが特徴です。オレンジとイエローのカラーコンビネーションは、視界不良な環境下でもガイドを見つけやすくする工夫が凝らされています。
③ SIDEWINDER SV JACKET(サイドワインダー SV ジャケット)
2009年に発売されたこのジャケットは、湾曲したジッパーが大きな特徴です。デザイナーはスノーボーダーで、雪山の滑走ラインからインスピレーションを得て、滑走時の顎との干渉を低減し、レイヤリング時にジッパー同士が重なるのを防ぐことを目的としています。このジッパーは当時、ベンダーが特殊なタイプを製造していなかったため、バンクーバー本社デザインセンターのマシンルームで手作業で整形されていたそうです。
トークショー
トークショーでは、アークテリクスに精通する廣沢 慶氏を招き、ブランドとの出会い、思い出深いプロダクト、製品のお手入れについてなど、興味深い話が語られました。
廣沢氏は、アークテリクスのプロダクトに初めて出会った時の衝撃を語り、特に「シータ AR ジャケット」への強い思い入れを語りました。また、製品のお手入れ方法についても詳しく説明し、製品への愛情とこだわりを感じさせました。
展示の様子
会場には、アークテリクスの歴史を語る貴重なアイテムがずらりと並んでいました。25年の進化を目の当たりにすることで、ブランドの技術革新と変わらぬ品質へのこだわりを感じることができました。
25周年を迎える「ALPHA SV JACKET(アルファ SV ジャケット)」の進化
「アルファ SV ジャケット」は、アークテリクスが初めて世に送り出したシェルジャケットとして、ブランドの哲学を体現するフラッグシップモデルです。25年の間、常に進化を続け、今回のリニューアルでは、サステナビリティへの取り組みを強化し、100%リサイクル素材を採用しました。
「ALPHA SV JACKET(アルファ SV ジャケット)」の進化のストーリーを体験いただく取り組み
アークテリクスは、今回のリニューアルに合わせて、「ALPHA SV ジャケット」の進化のストーリーを、アートを通して伝える取り組みを展開しています。
アーティスト・河村康輔氏によるショーウィンドウアートプロジェクト「 “HENNGE” (変化)by Kosuke Kawamura」では、原宿、丸の内、心斎橋のブランドストアにて、季節によって変化するショーウィンドウを通して、ブランドとストリートのインターフェイスを表現しています。
まとめ
「ARC‘HIVES」は、アークテリクスの歴史と進化を体感できる貴重なイベントでした。ブランドの哲学やデザインへのこだわりを理解することで、アークテリクスの製品をより深く理解し、愛着を持つことができるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
アメアスポーツジャパン株式会社
- 住所
- 新宿6-27-30新宿イーストサイドスクエア6階
- 電話番号
-
03-6831-2710