未来団地会議まちやまプロジェクト：町田山崎団地で暮らしと学びの融合イベント開催！

未来団地会議まちやまプロジェクト：暮らしと学びの融合イベントが町田山崎団地で開催！

東京都町田市にあるUR賃貸住宅「町田山崎団地」で、暮らしの多様化や社会環境の変化に対応した団地のあり方を探る実証実験イベント「まちやままるごとスコーレ」が開催されます。8月2日（金）から8月5日（月）までの4日間、音楽ライブやワークショップ、自然体験など、多様な企画が予定されています。

「まちやままるごとスコーレ」は、YADOKARI株式会社と独立行政法人都市再生機構が連携して実施する「未来団地会議まちやまプロジェクト」の一環として開催されます。このプロジェクトは、入居から55年が経過した町田山崎団地を舞台に、団地の魅力を再発見し、これからの団地のあり方を模索していくことを目的としています。

イベントテーマは「学び」と「余暇」

「まちやままるごとスコーレ」では、団地に住む人とまちの人、大人と子どもが入り交じり、心地よい日常を共につくり出すことを目指しています。イベントのテーマは「学び」と「余暇」。「スクール」の語源であるギリシャ語の「スコーレ」には「余暇」という意味があり、このイベントでは、学校や仕事場での学びだけでなく、人生の大切な気づきや学びを五感で体感できるようなプログラムが用意されています。

多彩な企画で五感を刺激！

イベント期間中は、音楽ライブステージ、アートやDIYワークショップ、焚き火やピザ窯を囲んでの対話、草木染や手仕事体験など、多様な企画が予定されています。さらに、町田エリアで活動する地域出店者との連携も予定されており、地域の魅力を存分に楽しめるイベントとなっています。

町田山崎団地の魅力を発信！

「まちやまプロジェクト」では、イベント情報や町田山崎団地周辺で活動されている方のインタビューなど、町田山崎団地を中心としたまちやまエリアの魅力を発信していきます。特設ページやInstagram、町田のイベントや子育て情報を発信する「らぶふぁみ事務局」との連携で、町田ママが作るファミリーのための応援サイト「らぶ♡ふぁみ」内特設ページもオープンします。

タイニーハウスが町田山崎団地に登場！

実証実験期間中は、車輪の付いた小さな家・タイニーハウスが町田山崎団地に登場します。ワークショップや休憩スペースなど、様々な使い方ができる屋外の小さな空間にぜひ遊びに来てみてください。

町田山崎団地：自然とゆとりのある空間

町田山崎団地は、東京都町田市にある総戸数3920戸を有する、広大な敷地を活かした団地です。緑豊かで、遊歩道やいくつもの公園が整備されており、穏やかな暮らしが根付いています。団地内の集会所は「まちやまテラス」としてリニューアルされ、キッチン付きのフロアは団地に住む方々の交流の場となっています。オープンスペースやプレイロットは、団地内外の方にとっての憩いの場となっています。

未来の団地像を探る

全国的に高齢化、世帯人員の減少、建物の老朽化などの課題を抱えている団地が増加しています。また、コミュニティという視点でも、世代間ギャップや、周辺地域との連携不足など、課題を抱えている状況です。

「まちやままるごとスコーレ」は、そのような課題を抱えながらも、50年以上の歴史がある夏祭りや、団地ならではの豊かな体験やつながりが根付く町田山崎団地で、これからの団地のありたい姿を描き、多様な世代が豊かに暮らし続けていくために、新たな取り組みを進めていく試みです。

イベント概要

開催日時: 8月2日（金）～8月5日（月）
8/2(金), 8/5(月) 16:00-19:00
8/3(土), 8/4(日) 11:00-15:00
会場: 町田山崎団地センター広場、ぽんぽこ広場
アクセス: 山崎団地センター（神奈川中央交通）より徒歩3分
主催: UR都市機構
企画運営: YADOKARI株式会社
協力: 山崎団地自治会、山崎団地名店会
* 問い合わせ: [email protected]（まちやまプロジェクト事務局宛）

YADOKARI株式会社について

YADOKARI株式会社は、暮らしの原点を問い直し、これからを考えるソーシャルデザインカンパニーです。暮らしに関わる企画プロデュース・PR・メディア運営、可動産の製造販売、まちづくり・コミュニティ支援・施設運営などを手掛けています。世界中の小さな家やミニマルライフ事例を紹介する「YADOKARI.net」、全国の100均物件マッチングサイト「空き家ゲートウェイ」などを企画運営しています。

自社施設として、可動産を活用した日本初の高架下複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho（グッドデザイン賞、ソトノバアワード場のデザイン賞）」、可動産イベントキッチンスペース「BETTARA STAND 日本橋」を企画・運営しています。黒川紀章設計「中銀カプセルタワービル」などの名建築の保全再生にも携わっています。

著書に「ニッポンの新しい小屋暮らし」「アイム・ミニマリスト」「未来住まい方会議」「月極本」などがあり、日本以外にも中国、韓国などアジア圏での出版も多数展開しています。