RevalとNTTデータ、邦銀とグローバル企業を結ぶ新ゲートウェイサービス提供開始

RevalとNTTデータが手を組んだ新サービス



2015年9月20日、RevalとNTTデータが革新的な取り組みを発表しました。日本の銀行口座情報と世界中の多国籍企業を接続する初めてのゲートウェイサービスを開始したのです。リーダーであるRevalのクラウドプラットフォームを利用することで、企業はよりスムーズに国際的な資金管理を行うことが可能になります。

新サービス誕生の背景



日本企業は近年、ビジネスのグローバル化が進み、海外現地企業との取引が増加しています。それに伴って、多くの外資系企業も日本市場に進出し、国内銀行の利用が増えてきました。このような背景の中、NTTデータは「日本と世界を結ぶ懸け橋になる」と意気込みを示しています。

高橋一裕氏(NTTデータ 第二金融事業本部 e-ビジネス企画室長)は、「自動化を進め、透明性ある資金管理が求められている」と強調しました。RevalのSaaSクラウドプラットフォームと連携することで、日本企業に新たなゲートウェイサービスが提供されることとなります。

ゲートウェイサービスの特徴



NTTデータの提供する新しいゲートウェイサービスは、企業向けのマルチバンク型ASPサービスであるeBAgent®を介して各銀行と取引を行い、円口座の取引結果を国際標準フォーマット(ISO20022)に変換して提供します。これにより、Revalのクラウドプラットフォームを活用する企業は、円口座を含む多通貨の銀行残高や明細を一つの画面で確認できるようになります。

このテクノロジーを利用することで、企業は資金管理と運用を一元化し、従来よりも効率的かつ安全に行えるようになります。

業界の変革



Reval Japan株式会社の日本代表である長崎一男氏は、「これまで日本の銀行口座情報にアクセスすることが困難だったが、今回のサービスにより多国籍企業も資金を管理する負担から解放される」と述べています。またNTTデータとの連携を通じて、グローバル市場への進出がこれまで以上に容易になることを期待しています。

Revalについて



Revalは、スケーラブルな財務・リスク管理(TRM)用のクラウド型プラットフォームを提供する企業です。企業の財務業務を効率化するためのツールを揃え、流動性や財務リスクを適切に管理できるような環境を提供しています。また複雑な金融商品やヘッジ活動に関する処理も可能です。1999年に設立されたRevalは、北米やヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋地域にオフィスを持ち、幅広い顧客にサービスを提供しています。

新しいゲートウェイサービスの利用は、企業にとって新たなビジネスの可能性を広げる大きなステップとなるでしょう。詳細情報については、Revalのウェブサイトを訪れるか、マーケティング担当の佐野に連絡してください。

会社情報

会社名
Reval Japan株式会社
住所
東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー18階
電話番号
03-6432-4291

関連リンク

サードペディア百科事典: NTTデータ Reval ゲートウェイサービス

Wiki3: NTTデータ Reval ゲートウェイサービス

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。