ザ・シードが浜松市の認定VCに選出
東京都渋谷区に本社を置くプレシード・シードVCの「ザ・シード」が、浜松市の「ファンドサポート事業」において2024年度の認定ベンチャーキャピタル(VC)に選ばれました。この事業は、浜松市内のスタートアップへの投資や支援を促進することを目的としています。
ザ・シードの役割と実績
ザ・シードは、認定VCとして浜松市内のスタートアップに対して積極的な出資を行い、地域のイノベーション創出に貢献する決意です。これまでも、創業初期の企業にリード投資家として参画し、プロダクトやピッチデックが未完成の段階から投資相談に乗り、出資後にはハンズオン支援を行うなど、起業家と伴走する姿勢を貫いてきました。
特に、ザ・シードが主催する「スタートアップ関西」というイベントでは、大阪府・大阪市・京都市の後援を受け、未来の起業家たちに重要な資源を提供しています。代表の廣澤太紀氏も、大阪大学共創機構の招へい研究員として地方のスタートアップ環境の整備に力を入れており、浜松市での活動もこれに基づいています。
浜松市ファンドサポート事業とは
浜松市ファンドサポート事業は、市内スタートアップに対し、VCなどの外部資金を交付することで事業の成長をサポートしています。この取り組みにより、地域のスタートアップを活性化させ、持続可能な経済成長を促進することが期待されています。
ザ・シードは、過去にも投資先企業としてAIソリューションを手掛ける「株式会社Arent」や農業DXプラットフォームを提供する「株式会社AGRI SMILE」などを選出し、成功へと導いてきました。これらの実績は、今後の活動にも大きな影響を及ぼすでしょう。
今後の展望
今後、ザ・シードは全国の地方自治体や大学との連携を深め、地域に密着したスタートアップ支援を展開します。日本全体のスタートアップエコシステムを活性化するため、資金面やメンタリングの提供を通じて新たな企業の再生・成長に寄与することを目指しています。
代表プロフィール
廣澤太紀氏は、1992年生まれの大阪府出身。2015年にはシードVCに加わり、2018年にはザ・シードを設立しました。これまでに関与してきた企業の数は約50社に上り、特にIT系のスタートアップに注力しています。事業内容は多岐にわたり、EC、CtoC、ブロックチェーン関連、AR/VR、ゲーム事業などが含まれています。現在、約34億円の運用を行うザ・シードとして、さらなる成長を目指しています。
詳細はザ・シードの公式ウェブサイトをご参照ください:
ザ・シード公式サイト
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地方起業家の支援が進む中、今後のザ・シードの動向にぜひ注目していきたいところです。