ビズメイツ、顧客エンゲージメント向上を目指した新戦略を発表
株式会社Sprocketは、ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」を展開するビズメイツ株式会社が、「Sprocket Personalize for Mail」を採用したことを発表しました。この新たな取り組みにより、ビズメイツは顧客エンゲージメントを強化することを目指しています。
導入の背景と目的
ビズメイツは「もっと多くのビジネスパーソンが世界で活躍するために」というミッションのもと、語学事業および人材事業を通じて、企業と人々がグローバルな舞台で活躍できるようサポートしています。具体的には、ビジネス特化型のオンライン英会話サービス「Bizmates」や、「Bizmates Coaching」といった英語コーチングを提供しています。また、外国人向けに特化した日本語会話サービス「Zipan」や、グローバル人材とのマッチングを行う「G Talent」など、多岐にわたるサービスを展開しています。
同社は2020年から、Bizmatesの会員サイトやオウンドメディアに「Sprocket Personalize for Web」というWeb接客ツールを導入し、顧客との接点の最適化を図ってきました。これにより、蓄積した行動データを活用し、さらなる顧客との結びつきを強めるために、「Sprocket Personalize for Mail」を新たに導入する決断に至りました。
Sprocket Personalize for Mailの特徴
「Sprocket Personalize for Mail」は、顧客個々の行動や属性に基づいてパーソナライズされたメールを自動配信できるマーケティングツールです。これにより、Web接客で得たデータと行動分析を活用して、最適なタイミングでカスタマイズされたメッセージを送信し、顧客エンゲージメントを高めることが可能となります。特に、オンライン英会話の市場では学習者の継続率が重要な課題です。ビズメイツは、学習者一人ひとりの目標やペースに応じた適切なサポートを提供することで、学習効果を最大化し、顧客満足度を向上させることを目指しています。
ビズメイツの新たな展望
ビズメイツのマネジメントチームは、Sprocketの2つのツールを連携させて、学習者の行動データを多面的に分析し、より効果的な支援を実現していく方針です。また、レッスン履歴や講師からのフィードバックなど、あらゆる学習データを統合し、AI技術を駆使して各学習フェーズに最適な体験を提供することを目指します。
さらに、行動データを基に、今後は会員サイトのみならず、アプリやLINEなど様々なチャネルでのシームレスな学習体験を実現し、顧客との接点ごとのコミュニケーションの最適化も行っていく予定です。これにより、英語学習にとどまらない、より深い顧客体験の向上に注力していくと言います。
Sprocketについて
Sprocketは、マーケティングオートメーション(MA)、カスタマーデータプラットフォーム(CDP)、ビジネスインテリジェンス(BI)などの機能を併せ持つCX改善プラットフォームです。顧客データを活用し、個々の顧客に合ったコミュニケーションを行うことで、顧客体験(CX)の最適化を図っています。ビズメイツとSprocketの連携は、このような戦略的アプローチを基に行われていて、今後の展開が大いに期待されます。
まとめ
ビズメイツとSprocketのコラボレーションは、ビジネス英会話市場における顧客エンゲージメントの強化に寄与するものです。これにより、ビジネスパーソンがより効果的に英語を学び、世界で活躍できるための環境が整いつつあります。その動向から目が離せません。