次世代センサ技術
2026-07-03 10:38:26

近畿大学教授が挑む、次世代ウェアラブルセンサ技術の革新

近畿大学生物理工学部の西川博昭教授が指揮する研究が、次世代のウェアラブルセンサ技術の開発に向けて新たな一歩を踏み出しました。この研究は、科学技術振興機構(JST)の「KSAC-GAPファンド プログラムIV(ヘルスケア領域)」のステップ1に採択され、高齢社会における健康管理向上を目指しています。
ウェアラブルセンサは、体温や脈拍、血圧などを測定し、健康管理に活用される重要なデバイスです。しかし、伝統的な生体計測機器は硬質で装着感が悪く、一方で柔軟なセンサは必ずしも高い計測性能を持たないため、その両立が課題となっていました。そこで西川教授の研究は、機能性セラミックスの高品質単結晶薄膜をフレキシブル化する新しい技術に焦点を当てています。この技術によって、高い計測機能を維持しつつ、快適な装着性を実現することが目指されています。
具体的には、教授が保有する特許技術を駆使し、水溶性犠牲層とバッファ層を用いた単結晶薄膜の転写プロセスを適用。これにより、プラスチック基板への損傷を最小限に抑えつつ、実用サイズに適応させることが可能になります。この結果、微弱な生体信号の測定が高感度で行えるウェアラブルデバイスの開発が期待されます。
この研究は、既に近畿大学の学生や院生と共同で進められており、様々な信号を検出するための機能性酸化物材料を活用。さらに、株式会社Relicと連携し、事業化を目指すことが期待されています。Relic社は、新規事業開発やイノベーション創出を支援する企業であり、西川教授の技術の商業化に向けた重要な役割を担っています。彼らは、事業戦略の策定や市場検証の支援を行うことで、ウェアラブルデバイスの実現に向けた道筋を整えています。
西川教授は「私たちの技術が実現すれば、高齢社会における健康管理が一層楽になると信じています」と語り、研究の意義を強調しています。医療DXの発展に際し、在宅での生体モニタリングが求められる中、本研究の成果は、健康だけでなく、社会全体の福祉向上にも寄与すると大いに期待されています。
このように、科学技術の進化は私たちの生活を豊かにし、健康で長生きする社会を実現するための重要な要素となっているのです。今後の研究成果が見逃せないところです。


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会社情報

会社名
株式会社Relic
住所
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
電話番号
03-6455-0735

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