びっくりドンキーがLIMEX製ポリ袋「LimeAir Bag」を採用し環境配慮を強化

環境を意識した取り組み、びっくりドンキーの新しいごみ袋

株式会社TBMが開発したポリ袋「LimeAir Bag（ライムエアーバッグ）」が、全国の「びっくりドンキー」で使用するごみ袋として採用されることが決定しました。この取り組みは、環境負荷を低減し、持続可能な社会を目指すアレフ社の一環で、その期待が高まっています。

環境志向の企業アレフ

アレフ社は、ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を展開しており、2030年までに2013年度比で46%以上のCO₂排出量削減を目指すなど、積極的な環境対策を推進しています。また、2050年にはカーボンニュートラルの実現を目指し、食品ロス低減やエネルギー使用量の削減といったさまざまな活動に取り組んでいます。その一環として、ごみ袋を環境に配慮した製品に切り替えることが決まりました。

LimeAir Bagの特長

「LimeAir Bag」は、環境配慮型素材「LIMEX」を使用したポリ袋であり、一般的なポリエチレン製の袋と比較して、石油由来プラスチックの使用を大幅に削減できるのが特長です。この袋は、従来の袋と同等の耐久性を持ちながらも、温室効果ガスの排出量も抑えることができます。具体的には、年間で石油由来プラスチック使用量を約27%、温室効果ガス排出量を約23%削減する効果が期待されています。

どのようにして削減が実現されるのか？

LIMEXを使用することで、袋の製造過程において発生するCO₂の排出量を抑え、従来のポリエチレン製の袋と比較して全体的な環境負荷を大幅に削減します。さらに、TBMが独自の配合技術を用いることで、フィルムの密度を低減し、軽量化を実現。この革新により、リサイクル性を高めながらも堅牢な製品が誕生しました。