新世代クレーン「SL-250RV」のご紹介
株式会社加藤製作所は、25t吊りラフテレーンクレーン「SL-250RV」の販売を開始しました。この新型クレーンは、最新技術を駆使して開発されたもので、作業効率、安全性、環境性能の全てが飛躍的に向上しています。近年、都市再開発や老朽化設備の更新工事が進む中で、クレーンの需要が高まっていることを受け、加藤製作所はこれに応じた新たな製品を市場に投入しました。
開発の背景
国内での建設工事が活発化する中、密集地での施工に求められる効率や安全性はこれまで以上に重要な課題となっています。加藤製作所では、ラフテレーンクレーンに関する豊富な開発経験と実績を基に、新たな市場ニーズに応える次世代「RVシリーズ」を開発しました。シリーズ初となる「SL-250RV」は、革新的な技術を惜しみなく取り入れ、性能の向上を実現しています。
主要特長
1.
クレーン性能・操作性
新型「SL-250RV」は、油圧伸縮起伏ジブを採用し、作業サイクルを一層短縮しました。新設計の長尺ジブ(8.8m – 13.2m)は、差込作業を容易にし、任意のジブ長設定が可能です。また、電気式の操作レバーやペダルにより、オペレーターの好みに応じた操作性を実現。自動的にエンジン回転数を調整するオートアクセルモードによって、燃費の向上と操作の簡易化も図っています。
2.
安全機能の強化
新たに搭載された「E SAFETY」システムは、人や障害物を検知するための超音波センサーと複数のカメラを組み合わせ、リアルタイムで安全確認を行います。これにより、作業者は一層安心してクレーンを操作することが可能になりました。
3.
環境配慮・省エネ性能
特許出願中の「iポンプシステム」は、クレーンの動作を通じて燃料消費を最大約5%削減。加藤製作所は、環境負荷の軽減に寄与する製品開発を続けています。
4.
快適性の向上
新型のエアコンや快適性を重視したシートを採用することで、作業環境の向上を図っています。これにより、オペレーターははるかに快適に作業を行うことができます。
商品概要
- - 商品名: SL-250RV
- - 商品型式: KR-25H-FV
- - 発売日: 2025年12月
- - 標準小売価格: ¥51,000,000(税別)
- - 販売目標: 360台/年
会社概要
加藤製作所は、建設用クレーンや油圧ショベル等を製造・販売しており、長年にわたりこの分野での信頼を築いてきました。今後も、技術革新を続け、業界のニーズに応える製品を提供していくことが期待されています。
お問い合わせ先
より詳しい情報や製品に関するお問い合わせは、加藤製作所の公式ウェブサイトをご覧ください。