NTT都市開発が進化させるオフィス環境
株式会社ビットキーが提携し、NTT都市開発の新オフィスブランド「owns」が新たに誕生しました。このブランドは、顔認証技術を取り入れ、全物件の相互利用を可能にした国内初の試みです。入居者は、開館時間内に顔認証でビルに入館でき、共用施設をオンラインで予約したり、ゲストを招待したりすることができるようになります。2024年10月には第一号物件の「owns平河町」が竣工予定です。
画期的な導入の背景と目的
アフターコロナの時代において、企業は多様な働き方へ対応し、社員間の交流を深めるオフィス環境を求めています。特に大規模ビルでは充実した共用施設やテクノロジーが期待されていますが、中小規模のオフィスではまだ十分とは言えません。そこでNTT都市開発が注目したのが「集まることの価値」です。一人一人の働き方を尊重しつつ深い交流を促進できるような新しいオフィス環境が「owns」のテーマです。
便利な機能とその効果
「owns」では、顔認証を活用した便利な機能が導入されています。 顔認証で簡単に全物件の共用施設を利用できるため、入居者は物理的な入館カードを持ち歩かずに済みます。これにより物件を超えての交流が活発になります。また、「workhub」の専用サイトでは、会議室の予約やゲストの受付も簡単に行えます。QRコードをゲストに発行し、エントランスでの手間を軽減することも可能です。
その結果、企業の業務効率を向上させ、社内での協力体制を強化します。
環境に配慮した設計
この新オフィスブランドの導入によって、オフィスビルの入退室管理が大幅に効率化されます。一般的に必要とされるプラスチックカードの発行が不要となるため、環境にも優しい取り組みです。手間が省かれ、社員はよりクリエイティブで生産的な業務に集中できる環境が整います。
まとめ
NTT都市開発の「owns」は、人とテクノロジーをつなげる新しいオフィスのスタイルを提供します。顔認証によるシームレスな体験により、入居者の利便性が飛躍的に向上し、よりフレキシブルな働き方が可能になります。今後の展開にも大いに期待が寄せられています。
公式サイト
企業情報
株式会社ビットキー
所在地:東京都中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン9F
代表者:代表取締役社長 CEO 寳槻昌則
設立:2018年5月16日
資本金:20,062,724,300円