製造業復活を支援するムダレスがデジタルグリッドと提携を発表

日本の製造業復活を支えるムダレスの新たな試み

2023年10月、製造業復活を目的に創立された株式会社ムダレスが、デジタルグリッド株式会社および株式会社SDGインパクトジャパンとの資本業務提携を発表しました。ムダレスは長年の経験と専門知識を駆使し、脱炭素社会に向けた製造業の支持に取り組んでいます。

背景と目的

日本の製造業は1990年代の円高時代から生産拠点を海外へ移し、約30年間にわたり新規投資を控えてきました。その結果、国内の設備が老朽化し、生産効率が低下しています。現在、円安基調に転じたことで、再び国内生産の需要が高まる中、施設設備の更新が急務となっています。ムダレスは、こうした課題に対処しながら、日本の製造業のリバイタライゼーションを目指しています。

具体的な取り組み

ムダレスは、空調設備などのファシリティ設備の診断・分析を行い、その結果を基に設備更新や機能維持計画を立てる省エネサービスを提供します。さらに、DX化を推進し、製造現場の革新を目指す支援を行います。脱炭素に関連するサービスも積極的に提供することで、製造業の諸問題を包括的に支援します。

提携の意義

デジタルグリッド株式会社の豊田祐介社長は、ムダレスを製造業の現場でデジタル化や省エネルギー施策に長年取り組んできたプロフェッショナル集団として評価しています。彼は、再生可能エネルギーを活用しながら、共に製造業の脱炭素化を進めることへの期待を寄せています。

また、SDGインパクトジャパンの前川昭平Co-CEOも、ムダレスとの提携を嬉しく思い、カーボンニュートラル化に向けた日本の製造業の重要性を強調しました。彼らは、ムダレスのノウハウをもとに、日本の製造業のリバイタライゼーションに寄与したいと考えています。