LEO PNTプロジェクト完了
2026-05-19 13:47:51

アークエッジ・スペースがLEO PNTプロジェクトを完了、次世代衛星測位システムの基盤を築く

アークエッジ・スペース、次世代の衛星測位技術に向けた研究を完了



株式会社アークエッジ・スペースは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受託した「低軌道測位衛星システム(Dedicated LEO PNT)」の要素技術や関連システムの検討をこの度無事に完了しました。このプロジェクトは、2025年度から2026年度にかけて行われ、地上のユーザに対して新しいPNT(位置、航法、時刻決定)サービスを提供するために必要な技術を開発することを目的としています。

低軌道測位衛星システムとは?


低軌道測位衛星システムとは、従来のGNSS(地球全体をカバーする衛星測位システム)と比較し、より低い高度で運用される衛星コンステレーションです。高さ約500〜1,200kmの範囲で稼働するこれらの衛星は、位置情報や正確な時刻を提供する新たな手段として期待されています。これは、GNSSが直面している妨害活動(ジャミングやスプーフィング)に対する解決策とも言えるでしょう。

新たな技術の検討


本プロジェクトでは、GNSSに依存しない軌道上での時刻情報を確保する技術に焦点を当て、地上に設置された高精度の時刻源から情報を受け取り、衛星間の光通信を通じて時刻同期を実現する新しい方法を開発しました。この技術は、大型化・コスト増加を抑えつつ、機能を維持するための重要な要素とされています。

また、妨害に対抗するための新しい周波数の利用や信号設計の見直しが行われています。これにより、より安全で頑健な測位システムが期待されています。

プロジェクトの成果


本事業から得られた主な成果は以下の通りです:
1. GNSSに依存しない時刻決定手法の確立
electronic interferenceを想定した環境において、どのようにして衛星測位システムを維持するかの手法を多角的に比較検討しました。
2. 衛星コンステレーションの配置計画
サービス仕様や経済性を考慮した上で最適な衛星の配置を検討しました。
3. 新たな信号送信技術の開発
Cバンドの利用など新しい技術を導入することにより、妨害対策やシステムの安定性を向上させる施策が検討されています。

会社概要


アークエッジ・スペースは、宇宙における様々なニーズに応えるための超小型衛星コンステレーションの企画・設計、量産化、運用を行っている宇宙スタートアップです。
その設立は2018年で、CEOの福代孝良氏は、より安全で豊かな未来に向けた技術の開発に力を注いでいます。
将来的には地球観測や衛星通信、月面活動のインフラ構築、さらには深宇宙探査といった幅広いミッションに対応することを目指しています。

詳細については、アークエッジ・スペースの公式ウェブサイト こちら をご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社アークエッジ・スペース
住所
東京都江東区有明一丁目3番33号ドーム有明ヘッドクォーター3階
電話番号
03-5844-6474

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