小中学生の72%がグループに所属、3人グループでトラブル多発!
ニフティ株式会社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」が実施した「友だち・グループ」に関するアンケート調査によると、小中学生の72%が何らかのグループに所属していることが明らかになりました。
特に、3人グループではトラブル発生率が高く、グループ内の1人が孤立したり、悪口で雰囲気が悪くなったり、喧嘩に発展するケースが多いようです。
グループチャットで気を付けていること
調査では、クラスや部活でのグループチャットの利用状況も明らかになりました。小学生の28%、中学生の69%がグループチャットを利用しており、中学生の方が利用率が高い傾向にあります。
グループチャットでは、言葉遣い、発言内容、情報共有など、さまざまな点に注意が必要です。今回の調査では、多くの小中学生が「誤解のない文章にする」「きつい言葉を使わない」「悪口は言わない」など、グループチャットでのコミュニケーションに気を付けていることがわかりました。
MBTIへの関心の高まり
近年、若者の間で注目されている「MBTI性格診断」についても調査が行われました。小学生よりも中学生の方が「MBTI」を知っている割合が高く、中学生になると自分のパーソナリティへの関心が高まるようです。
友だちのMBTIを「気になる」と回答した人は、小学生では47%、中学生では39%でした。友だちの性格や自分との相性を理解したいという気持ちが強いことがうかがえます。
グループ内でのトラブル防止、コミュニケーションの重要性
今回の調査結果から、小中学生にとってグループは重要な存在である一方で、トラブルが発生しやすいこともわかります。グループ内でのコミュニケーションを円滑に進め、トラブルを未然に防ぐためには、互いの理解と尊重が不可欠です。
また、グループチャットなど、デジタルツールを活用する際も、言葉遣いや情報共有など、十分に注意する必要があることを改めて認識する必要があります。