地方創生をテーマに福井県でフォーラムを開催しました

地方創生をテーマに福井県での対話フォーラム

10月27日に福井県立大学永平寺キャンパスで、『地方創生2.0対話フォーラム＠東海・北陸ブロック』が開催されました。このフォーラムは、全国の地方創生に取り組む人々を招待し、さまざまな地域政策や成功事例をもとに議論を深めていくことが目的です。

大野事務局次長の開会挨拶

フォーラムは大野達内閣官房新しい地方経済・生活環境創生本部事務局次長の開会挨拶でスタートしました。彼は地方創生の重要性について触れ、その後、開催県の杉本達治福井県知事ともども来賓挨拶が行われました。

トークセッションの盛り上がり

フォーラムの中でも特に注目を集めたのが、トークセッションの部分です。最初のセッションでは、「新結合による地域ブランディングの推進」というテーマで、東海と北陸の各県からの実践者が集まりました。具体的には、富山県の能作千春氏が鋳物産業を中心にした産業観光の取り組みについて話したほか、福井県の谷川由美子氏が恐竜博物館を通じた地域のブランディングの試みを紹介しました。また、岐阜県の松井侑樹氏や静岡県の山田久貴氏もそれぞれの地域活性化の取り組みを語り、参加者は彼らの情熱的な言葉に引き込まれました。

次のセッションでは、「産学官連携の推進」がテーマに掲げられました。石川県の小田切信之教授は地域の技術を活かした環境適合型産業創出プロジェクトについて触れ、愛知県の柴山政明氏は愛知県独自の地方創生モデルを紹介しました。