フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて、台湾映画『ヒジュラー 愛される魂』が7月15日(月)より独占見放題配信されることが決定しました。
本作は、2018年に台湾で制作されたテレビ映画で、監督は人気シリーズ『HIStory』のツァイ・ミージェが務めます。脚本は、過去に『HIStory3 那一天~あの日~』でツァイ・ミージェとタッグを組んだシャオ・フイティンが担当しています。
タイトルの「ヒジュラー」は、インドやパキスタンなどの南アジアにおける、自分自身を男性でも女性でもない第三の性と考える人々を指します。近年では、インドで第三の性として公認されています。欧米圏でいうトランスジェンダーに近く、近年注目されています。
ストーリーは、恋に消極的な女子高生リウ・ワンティンが、通学中のバスで不審者に遭遇したところを、以前から気になっていたウェン・タンションに助けられることから始まります。その後、ワンティンがタンションに想いを寄せる一方で、親友のホー・シージェンも彼に恋心を抱いていることが発覚。結果的にシージェンの許しを得て、ワンティンとタンションは恋人同士になります。しかし、ある事故をきっかけにワンティンは台湾を離れ、数年後、大学生になったタンションたちの前に、以前とは異なる姿になったワンティンが現れます。
主人公のリウ・ワンティンを演じるのは、台湾と日本で活躍する若手女優ヤオ・アイニン(ピピ)。彼女は、2017年の日本映画『恋愛奇譚集』で主演を務めるなど、今後の活躍が期待される女優です。
リウ・ワンティンの高校時代の恋人・ウェン・タンション役には、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』(2024年)で主演を務めるシュー・グァンハンが抜擢されました。彼は演技に定評のある俳優として知られています。
ワンティンの親友・ホー・シージェン役は、邦題『管理人』(2020年)などで主演を務めるリン・イージェン(ダイアン・リン)が演じています。
『ヒジュラー 愛される魂』は、性別を超えた純粋な愛を描いた物語です。FODでの独占配信開始を記念して、監督やキャストのインタビュー動画やメイキング映像などの特典映像も配信される予定です。ぜひ、FODでご覧下さい。