新サービス「キマルーム Sign」による賃貸業務の進化
株式会社キマルームは、賃貸物件を中心に約25,000戸の管理を行う株式会社穴吹ハウジングサービスに対し、電子申込・契約サービス「キマルーム Sign」を含むシステムを2025年1月から提供することが決まりました。この導入により、賃貸契約に係る様々な業務が効率的に進行することが期待されています。
背景と導入の目的
穴吹ハウジングサービスは香川県を拠点に、分譲マンションの管理や賃貸物件の管理を行っている会社です。2022年5月の宅地建物取引業法の改正に伴い、賃貸借契約の電子化を進める中で、既存の基幹システムとの連携に課題を抱えていました。従来のアナログな作業が多く、現場では大きな負担となっていたため、業務フローの見直しが求められていたのです。そこで、株式会社キマルームの「キマルーム Sign」の導入を決定し、業務の効率化を図ることになりました。
「キマルーム Sign」の特長
「キマルーム Sign」は、賃貸不動産業界での標準サービスを目指して2024年にリリースされた、賃貸取引に特化した電子申込・契約サービスです。このサービスの導入により、物件の公開から申込、電子契約、契約管理までの全てのプロセスがスムーズに遂行できるようになります。特に次の機能が特徴です:
- - 直感的なデザイン: 初めて使用する人でもわかりやすく設計されており、ユーザーの負担を軽減。
- - ユーザー登録不要: お部屋を借りる方のユーザー登録が不要で、QRコードを使った迅速な申込が可能。
- - リアルタイム更新: キマルームのB2Bサイトを通じて空室情報がリアルタイムで更新され、仲介会社に最新情報を提供。
- - チャット機能: 同一画面上で関係者と直接コミュニケーションが取れるチャット機能の搭載。
このような特徴により、「キマルーム Sign」は賃貸不動産取引の新たなスタンダードになると見込まれています。
DX推進への貢献
今後も株式会社キマルームは、賃貸不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)と業務効率化を推進するために、キマルームシリーズのサービスを拡充させていく方針です。
会社紹介
株式会社穴吹ハウジングサービスは1983年に設立され、香川県高松市に本社を置いています。分譲マンション等の管理や賃貸仲介業務を中心に展開し、地域に根ざしたサービスを展開している企業です。
一方、
株式会社キマルームは2010年に設立され、広島県広島市に本社を構え、賃貸業務のデジタル化を推進するために多様なサービスを展開しています。
デジタル化が進む中、これらの動きは賃貸業界の標準を築くための重要なステップと言えるでしょう。