高校生の力で農山漁村を活性化
農林水産省が主催する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」地方サミットが、令和7年3月10日(月曜日)に徳島市の徳島グランヴィリオホテルで開催されます。この催しは、いわゆる地方創生の一環であり、特に高校生たちの活躍に焦点を当てています。
地域資源を生かす高校生たちの取組
このサミットでは、愛媛県立北宇和高校三間分校をはじめとする四国の高校生たちが、地域資源の活用や地域課題解決に積極的に取り組んでいる事例を発表します。地域に対する情熱が垣間見えるこのイベントは、これからの農山漁村の未来を担う重要な場であるといえるでしょう。特に、今回は参加高校生同士の交流を深める場にもなっており、様々な意見交換が行われる予定です。
サミットの詳細
開催日時
このサミットは、13時から17時30分までの予定で開催され、時間内に基調講演やパネルディスカッションが行われます。
内容
基調講演には横石知二氏(株式会社いろどり代表取締役社長)が登壇し、「地方は、面白いぞ…自分だからできることを見つめよう!」というタイトルで話を伺います。続いて、実際に活動している高校生たちの事例発表が行われます。ここでは、地域の課題に高校生がどう取り組んでいるかを具体例を交えて紹介します。
1.
愛媛県立北宇和高等学校三間分校による「MIMAライスバーガーと予土線で広がる人と人とのつながり」
2.
香川県立三本松高等学校の「学食の復活と地域食堂への取り組み」
3.
高知商業高等学校の「ジビエで陸の豊かさを守る活動」
4.
徳島県立吉野川高校による「鳴門ワカメ新農業資材開発プロジェクト」
最後には「若者がつなぐ農山漁村の未来」というパネルディスカッションも予定されています。参加者には多様な視点からの意見が期待されており、ジャンルを超えた対話が展開されることでしょう。
参加方法
現地参加を希望される方は、事前にURLから登録が必要です。万が一、定員に達していない場合は当日の参加も受け付けています。また、YouTubeを通じてのライブ配信も行われるため、現地に足を運べない方もぜひ視聴をおすすめします。
新しい時代の農山漁村
このような取り組みが、全国の農山漁村にも波及し、地域ごとの特色を生かした活動が国内外に広がっていくことが期待されています。高校生たちの創意工夫で地域活性化が進む様子は、多くの人にとって刺激的であり、希望を抱かせるものです。地域を愛し、自分の未来を切り開く若者たちに是非注目していきたいと感じます。
このサミットを通じて、多くの方に地域資源の魅力を再発見してもらい、農山漁村の新しい可能性を感じていただければ幸いです。