産業廃棄物ゼロ、ランニングコストゼロを実現!液体課題を解決するろ過フィルター「FILSTAR」がインターフェックス ジャパンに出展

産業廃棄物ゼロ、ランニングコストゼロを実現する「FILSTAR」がインターフェックス ジャパンに出展



株式会社industriaは、2024年6月26日から28日に東京ビッグサイトで開催される「第26回インターフェックス ジャパン」に出展します。同社は、ろ過、回収、分級、濃縮の4つの機能で製造工程における液体課題を解決するエレメントレスフィルター「FILSTAR(フィルスター)」を開発、提供しています。

従来の産業用フィルターは、物理的な廃棄物が出ることが課題でしたが、FILSTARは独自の特許技術により、水の流れだけを利用するため、産業廃棄物ゼロ、ランニングコストゼロ、メンテナンスフリーを実現しました。この性能が認められ、第51回環境賞(国立環境研究所/日刊工業新聞主催)において「優秀賞」を受賞し、廃棄物を削減する製品として注目を集めています。

これまで自動車業界、工作機械業界での活用が中心でしたが、液体を扱う他業界にもFILSTARを導入することで、日本、ひいては世界の環境課題を解決する第一歩と考え、医薬・化粧品業界の方々への認知拡大・理解促進を目的に、インターフェックス ジャパンへの出展を決定しました。

# インターフェックス ジャパンでの展示内容



今回の展示会では、FILSTARの実演デモを通して、高精度かつ環境にやさしい液体制御技術を紹介し、お客様の液体に関する課題解決策を提案します。

## 出展製品



エレメントレスフィルター「FILSTAR」
産業廃棄物ゼロ、メンテナンスゼロ、ランニングコストゼロの3つのゼロを達成した製品。
内部構造にエレメント(ろ材)が一切ないため、消耗品は一切出ません。
5µm微粒子は98%以上回収する高性能ろ過で、大手自動車メーカーや大手工作機械メーカーに多数導入されています。

沈殿物検出スイッチ「Dswitch」
沈殿した対象物の高さを検出する製品。
目視での沈殿物の確認作業をなくしたいという要望から開発されました。
タンクに取り付け、沈殿物が規定の高さまで溜まるとセンサーでお知らせすることで、製造現場での機械化、IOT化を促進します。

# 化粧品セミナー講演



6月28日(金)15:00~15:30には、化粧品生産フォーラム会場2(東5ホール)にて、「流体制御技術を利用した粉体回収について」と題したセミナーを開催します。

マイクロサイズの粉体のろ過・回収・分級・濃縮に課題を抱えるお客様に、最先端のソリューションを紹介します。

インターフェックス ジャパンへのご来場には事前登録が必要です。下記URLよりご登録ください。

https//www.interphex.jp/tokyo/ja-jp/register.html?code=1057567790886523-RSE

株式会社industria 会社概要



代表者:代表取締役社長 高橋一彰
本社所在地:〒358-0014 埼玉県入間市宮寺2700
設立:1991年6月
売上高:15.7億円(2023年度実績)
* 事業内容:industriaブランド製品の製造・販売、LIQUID LABO事業(FILSTARを用いた無償の液体テスト&分析サービス)、受託精密部品加工事業、受託開発製造事業

環境問題と産業の両立を実現する「FILSTAR」の可能性



産業廃棄物ゼロ、ランニングコストゼロ、メンテナンスフリーという革新的なコンセプトを持つエレメントレスフィルター「FILSTAR」は、環境問題と産業の両立という現代社会における重要な課題に対し、具体的な解決策を提示する存在と言えるでしょう。

特に、従来の産業用フィルターでは避けて通れなかった廃棄物問題に対するアプローチは、非常に画期的です。FILSTARは、水の流れだけを利用することで廃棄物を発生させないだけでなく、ランニングコストやメンテナンスの手間も削減することで、企業の負担を大幅に軽減します。

また、5µm微粒子を98%以上回収できる高性能ろ過機能は、自動車や工作機械など、精密な液体制御が求められる分野においても高い評価を得ています。

さらに、FILSTARは、医薬・化粧品業界など、これまでフィルターの利用が限定的であった分野への展開も視野に入れています。これは、環境問題への意識が高まっている現代において、あらゆる産業分野においてFILSTARのニーズが高まっていることを示唆しています。

インターフェックス ジャパンへの出展を通じて、FILSTARはより多くの企業にその存在を知らしめるだけでなく、環境問題に対する意識改革を促す役割も担うことが期待されます。

今後、FILSTARが更なる進化を遂げ、環境負荷の低減に貢献していくことを期待しています。

トピックス(科学)

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