AGRIMEDIA INNOVATION LABOの誕生
株式会社アグリメディアが目黒区に設立した「アグリメディア イノベーションラボ」は、農業界の革新を図るための実証圃場として機能します。こちらでは、生産力を向上させるための新しい栽培方法やスマート農業に関する技術開発、それに気候変動への対応策などが実証されます。
これまでアグリメディアは、消費者と農業をつなぐプラットフォームとしての役割を果たしてきました。貸農園や農業体験、農産物直売所の運営を通じて、農業に関わる人々の増加に努めてきました。「アグリメディア イノベーションラボ」では、これまで築いてきたネットワークを活用し、より能動的かつ戦略的なアプローチで農業課題に立ち向かいます。特に、様々な企業と共同で生産に関するデータやノウハウを集約し、農業の進展に寄与することを視野に入れています。
実証事業の進行状況
すでに「アグリメディア イノベーションラボ」では、大手企業との協業により実施された水田の高収益化を目指すための畑地化実証が行われています。この実証は、担い手不足が懸念される現状の中で、高収益化を実現するための第一歩と言えるでしょう。また、注目の農業資材であるバイオスティミュラントに関する圃場実証も進行中です。
さらに、様々な新商材の実証を希望する企業からも問い合わせが増えています。実証の結果だけでなく、アグリメディアが持つ生産者ネットワークを通じて集められた現場の声も重要視され、実効的な製品開発へとつなげる取り組みが行われています。
今後の展望
アグリメディアは、今後の自社研究においても栽培方式や土壌改良の実証、人材育成に段階的に取り組む計画です。企業との共同研究も強化し、スマート農業技術を持つメーカーやテクノロジーベンチャーとの協業も拡大していく方針です。
「アグリメディア イノベーションラボ」は、農業界の持続可能な発展に向けて、農業・企業・地域社会が一体となって知見を集め、イノベーションを生み出していくことを約束します。
会社概要
- - 会社名: 株式会社アグリメディア
- - 設立: 2011年4月
- - 代表者: 諸藤貴志
- - 資本金: 8億3,277万円(資本準備金含む)
- - 所在地: 東京都目黒区青葉台四丁目7番7号 住友不動産青葉台ヒルズ9階
- - 主な事業: 市民農園「シェア畑」、農業求人サービス「あぐりナビ」など
- - コーポレートサイト: https://agrimedia.jp/
農業界の未来を切り拓くアグリメディアの挑戦から目が離せません。