お笑いサタケ道場、20年の軌跡
大阪を拠点に活動するお笑いサタケ道場が、今年2025年で創立20周年を迎えました。その記念すべき第20回公演として、舞台『ソウルメイト』の上演が決定しました。この作品は、今までの舞台と異なる新しい試みが多く盛り込まれています。特に目を引くのは初のダブルキャストでの公演です。出演者は、劇団から24名の俳優とダンサーが集結し、豪華な舞台を繰り広げます。チケットの価格はA席が6000円、S席は9000円で、当日券はさらに1000円高く設定されています。
公演の詳細
本公演は2025年4月17日から20日まで、大阪のIn→dependent theatre 2ndで行われます。初日の17日は19時から、翌日の18日も同じく19時からの開演となり、19日には14時と19時、最終日の20日は12時と17時からの2回があります。開演の1時間前から受付が開始され、30分前には開場します。
ストーリー概要
舞台『ソウルメイト』の舞台設定は、敵国と隣接する町、ヴェルトバーデンです。そこでは空軍部隊が活躍しています。この物語の中心となるのは、エースパイロットの少年たち、カール、エドガー、ハンスの三人です。彼らは日々厳しい訓練と戦闘を強いられています。そんな中、軍医のヴォルフガングが彼らの元に現れ、少年たちに戦争とは何か、そして何のために闘うのかを考えさせるような出会いを果たします。しかし、事態は悪化の一途をたどり、彼らの運命は姿を変えていきます。「僕は今、空です。あなたは今、どこにいますか?」という問いが、若者たちの心に響くことでしょう。
演出・制作陣の思い
主宰の佐竹仁が演出・脚本を務める本作は、2006年の初演以降、何度も再演されてきました。「新たな登場人物を加え、物語に躍動感を与えました。命と友情、想像力について描く、今の世代だからこそ響く物語です」と、佐竹は語っています。
また、プロデューサーの吉元俊介は、「重いテーマですが、誰にでも理解できるような伝わりやすい内容にしました。普段演劇を観ない方にも是非観ていただきたい」と意気込みを見せています。
稽古風景
稽古の様子も多く公開されており、出演者たちは一丸となって情熱的に取り組んでいます。公演に向けたエネルギーが日々高まっている様子が伺えます。以下はその稽古の一部の写真です:
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株式会社キイロイツノとは
公演を支えるプロデューサーは、株式会社キイロイツノの吉元俊介氏です。同社は芸能事務所として、舞台、映像アイドルのプロデュースを手がけています。また、兵庫県神戸市に事務所を位置し、今後も多彩な活動が期待されています。劇団の成長と共に、これからの展望も楽しみなところです。
大阪での新たな舞台がどのように展開されるのか、期待に胸が膨らむ公演となるでしょう。