雪印メグミルクが制作した地球オブジェ「THE PAPER EARTH」を横浜で展示

雪印メグミルクと武蔵野美術大学の共同制作

雪印メグミルク株式会社は、自社のロングセラー商品「毎日骨太」を用いたキャンペーンの一環として、武蔵野美術大学芸術文化学科と協力し、地球をテーマにした大きなオブジェ「THE PAPER EARTH」を制作しました。このプロジェクトは、「続けることが、やがて大きな結果につながる」という理念に基づき、リサイクルの重要性を広めることを目的としたものです。

プロジェクトの詳細

このプロジェクトは、2017年7月1日から8月31日まで実施された「地球を作ろう大作戦」と呼ばれるキャンペーンの一部です。このキャンペーンでは、日本全国から応募された紙パックが「THE PAPER EARTH」の製作に使われました。地球のオブジェは、直径2メートルの大きさで、応募された紙パックを原料とし、手作業で作られた再生紙を使用して形成されています。このアート作品は、武蔵野美術大学の芸術文化学科によってデザインされ、美しくも繊細な地球の存在を感じられるように仕上げられています。

リサイクルの現状と意義

日本国内ではリサイクルが長年の課題となっています。2015年のデータによると、紙パックのリサイクル率は43.1%に留まり、それ以来ほとんど変化していないのが現状です。このことは、多くの人々がリサイクルの成果を実感できていないこと、さらにはリサイクル活動が一過性のものになりやすいという問題を示しています。

このような現状に対し、雪印メグミルクは、リサイクルを楽しく持続できるように、「続ける、を楽しくプログラム」を立ち上げ、今回の地球オブジェ制作を通じて持続可能な資源利用の重要性を伝えています。