APB芸術賞の魅力
2011-08-22 22:00:34
アジア太平洋圏の現代芸術が集結!第2回APB芸術賞の詳細と魅力
第2回アジア太平洋酒造協会基金芸術賞開催決定
アジア太平洋地域から厳選された芸術作品が一堂に会する「第2回アジア太平洋酒造協会基金芸術賞」の開催が発表されました。このイベントは、アジア太平洋酒造協会基金(APB基金)とシンガポール美術館(SAM)の協力によって実現し、より多くの地域と作品が集う魅力的な機会となります。
130作品が集結!
今回は、24カ国および地域から選ばれた130の最新の芸術作品がノミネートされ、497人のアーティストが参加します。特に注目すべきは、最優秀賞に輝く作品には賞金49,000シンガポールドル(約45,000ドル)が贈られることです。この賞は、過去の3年間にわたる現代ビジュアルアートの中で顕著な成果を上げた作品を認め、評価することを目的としています。
ノミネートされた作品は、絵画、彫刻、インスタレーションアート、ビデオアートなど多岐に渡り、特にビデオアートや大規模なインスタレーション作品の増加が目立っています。文化的な多様性を反映した作品は、アート分野における新たな潮流を提示することが期待されます。
日本からは9作品がノミネート
日本からは、名和晃平や会田誠、栗林隆といった著名なアーティストたちが作成した9つの作品がノミネートに選ばれました。これらの作品は、社会問題や哲学的なテーマに取り組んでおり、東京都現代美術館や森美術館などの有名な場所でも展示されたことがある作品です。
日本の芸術家たちは、国内外のアートシーンにおいて注目される存在であり、今回のアジア太平洋芸術賞でもその才能を発揮することで、世界にその名を知らしめる絶好の機会となるでしょう。
アジア太平洋芸術賞の意義
APB基金は、アジア太平洋地域における現代芸術の振興に尽力しており、本賞はその証として位置づけられています。シンガポール美術館の館長であるタン・ブーンフイ氏は、「アジアの現代芸術は革新性に富んだエキサイティングな作品であり、地域のアーティスト達をさらに認知し評価することが重要である」と述べています。
本賞は3年ごとに開催され、アーティスト同士の競争がもたらす創造的なエネルギーが期待されており、アジア太平洋地域の文化的な交流を促す素晴らしい試みです。
受賞発表と展示
2011年のノミネート作品は、10月1日までに発表される予定で、一般の観衆はオンラインで好きなファイナリストの作品に投票できます。また、受賞作品は2011年11月11日からシンガポール美術館で開催される展示会で見ることができ、投票はこの展示会でも行われます。
最優秀賞と各賞の受賞者は、11月18日に行われるAPB基金主催のアートディナーで発表される予定です。これにより、参加者全員が喜びと誇りを楽しむ機会を持つことができます。
このように、アジア太平洋酒造協会基金芸術賞は、地域のアーティストたちに対するサポートの場であると同時に、現代芸術が持つ力を広く示す重要なイベントとなることでしょう。
会社情報
- 会社名
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アジア太平洋酒造
- 住所
- 438 Alexandra Road Singapore#21-00 Alexandra Point
- 電話番号
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