監査くんでDX化
2024-10-23 18:48:06

自治体向けDXソリューション『監査くん』が福祉施設を守る新時代の幕開け

自治体向けDXソリューション『監査くん』が福祉施設を守る新時代の幕開け



2024年10月23日、IT FORCE株式会社が新たにリリースする「指導監査DXソリューション『監査くん』」は、自治体の監査業務を革新する画期的なサービスです。近年、多くの自治体では福祉施設への指導監査が紙ベースで行われており、その実態は監査実施率の低さに悩まされています。『監査くん』を導入することにより、これまでの監査業務の効率を大きく改善し、利用者保護に貢献できる可能性が広がります。

従来の問題点と『監査くん』の利点



自治体が抱える福祉施設への指導監査の問題点は、主に紙による運用にあります。事務作業の負担が大きく、過去のデータ収集や書類管理に多くの手間がかかります。このため、全施設への監査はほとんど実現していないのが実情です。『監査くん』はこの課題を解決すべく、オンラインで監査業務を一元管理することで、業務の効率化と事業者の負担軽減を実現します。

具体的には、過去の監査履歴をもとに、監査実施優先度の高い施設から計画を立てられます。監査実施の際には、違反可能性の高い施設から優先的にチェックを行うことで、事故リスクを抑えられます。このアプローチにより、監査の実施幹事が各施設における問題を把握しやすくなるのです。

簡単に対応できるチェックリストの自動生成



監査チェックリストは、あらかじめ設定したマスタ情報に基づき自動的に生成されます。これにより、事業ごとのチェック項目の違いや法令改正による変更にも柔軟に応じることが可能となります。誰でも簡単に使えるインターフェースを介して、効率的な監査業務が提供されます。

担当者をサポートする指導項目の提示機能



また、対象事業の監査に不慣れな自治体の担当者に対しても、監査結果をもとに施設への指導項目を提示します。このサポート機能により、実務経験の少ない担当者でも安心して監査業務を行うことができるでしょう。

高いセキュリティと拡張性を誇るSalesforceベース



更に、『監査くん』は顧客情報管理システムのトップシェアを誇るSalesforceをベースにしているため、高いセキュリティ性を維持しつつ、拡張性にも優れています。このため、指導監査の情報を安全に管理し、セキュアな環境で運用されます。『監査くん』はSalesforceのエンタープライズクラウドマーケットプレイス「AppExchange」より導入可能で、簡単にアクセスできます。

料金プラン



  • - 管理者: 月額10,000円
  • - 監査員: 月額7,500円
  • - 外部ユーザー: 月額300円
※上記はいずれも税別表記で、年間契約が必要です。

開発の背景と目指す未来



このように、『監査くん』は大阪府福祉総務課との実証実験から生まれたもので、「自治体による監査業務の効率改善」「事業者の安心・安全な施設運営」「利用者の生活の質の向上」を目指しています。令和3年度のデータによると、全国的な監査実施率は69.9%に留まっていますが、これを100%に引き上げるために、『監査くん』は重要な役割を果たすと期待されています。これにより、将来的には福祉施設で起こる事故を防ぎ、利用者の安全を確保することが可能になるでしょう。

まとめ



『監査くん』の導入により、自治体の指導監査が大きく変わることが見込まれます。DX化された監査業務は、福祉施設の運営における新たなスタンダードとなるでしょう。IT FORCE株式会社は、デジタル技術を駆使して社会課題の解決に貢献する企業として、今後も一層の進展を遂げていくことを目指しています。

それでは、ぜひ『監査くん』を通じて、未来の福祉業界を一緒に築いていきましょう。


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会社情報

会社名
IT FORCE株式会社
住所
東京都中央区新川1-14-5金盃第三ビル
電話番号

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