株式会社HAAは、おもに女性の活躍を推進するための取り組みが認められ、厚生労働省から「えるぼし認定」の最高位である3段階目に認定されました。この認定は、企業が女性の活躍推進に関する行動計画に基づいて良好な取り組みを行っていることが評価された結果です。HAAは、日本の古来の養生法「湯治」をコンセプトにした商品やサービスを展開し、この理念が社員の働きやすさにも結びついています。
HAAのチームは、代表を含む7名で構成され、6名が女性です。創業以来、全員がフルリモート・フルフレックスの働き方を採用し、残業は月平均約1.5時間という労働環境を実現しています。これにより、社員は自分の生活やライフスタイルに合わせて柔軟に働くことができます。2021年の設立以来、代表の池田佳乃子氏が事業を推進しており、「日常に、深呼吸を届ける」というミッションの下、社員の健やかな生活をサポートしています。
企業が提供する新しい働き方に対し、池田氏は「社員一人ひとりのライフステージに合わせた柔軟な働き方を可能にしたい」と語ります。その実現のためにHAAは、出社weekやごきげんようといった独自の取り組みを行っています。2〜3か月に1度、全社員が一堂に会して仕事をする「出社week」では、対面でしか決まらない重要な事項や、新商品のアイデア問題を共有し、チームの信頼関係を強化しています。
また、週3回、30分のオンライン会議「ごきげんよう」では、日常の業務や相談、雑談を気軽にできる時間が設けられています。そこでは、社員が自分の仕事やプライベートについて話し合い、互いに理解を深めています。
組織の構造は「フラワー型」として知られる形を取っており、上下関係のない花びらのように連携しています。これにより、部署間の境界があいまいになり、密接なコミュニケーションが求められます。フラワー型の組織設計は、業務のつながりと人間関係を深めるために積極的に採用されています。
実際、フルリモートとなった社員の多くからは、仕事と家庭の両立が実現し、生活に余裕ができたとの声が寄せられています。「自分のための時間が持てるようになり、仕事に集中できています」と嬉しい感想が多いようです。
HAAは今後、出社weekの形を変化させながらも、地域に根ざしたフルリモート企業としての成長を目指しています。池田氏は、「適切な働き方を探求しつつ、社員がそれぞれの人生を楽しめるような環境を整えていきたい」と展望を明かしています。
HAAの事業内容は、湯治をテーマにしたブランドの企画・開発・運営であり、社名は湯治の「ハー」を意味しています。“日常に深呼吸を届ける”というビジョンのもと、社員と社会の両面での健やかな生活を提案し続けています。私たちの生活が変わることで、社会全体も好影響を受けるとHAAは信じています。
これからの企業の在り方として、HAAのアプローチは多くの企業にとっての模範となりえるのではないでしょうか。今後も期待が寄せられます。