脱炭素支援会議
2024-07-23 08:34:13

地域金融機関による脱炭素経営支援の新たなスタンダードを模索する会議

地域金融機関が結集した脱炭素経営支援のための「第2回情報連携会」



2024年7月5日、東京都港区に所在する株式会社ゼロボード主催の「第2回全国金融機関との脱炭素経営情報連携会」が開催され、21の地域金融機関から30名もの参加者が集まりました。昨年の第一回が好評を得たことを受けて実施されたこのイベントでは、地域社会との関わりを深め、持続可能な経済の実現に向けた情報交換や意見交換が行われました。

脱炭素経営の現状と課題


サステナビリティ経営を推進するゼロボードは、地域金融機関が抱える脱炭素化の課題について議論しました。2050年のカーボンニュートラル達成を見据え、各企業がGHG(温室効果ガス)排出量の削減に取り組む中、多くの地域金融機関が経済的支援とともに非金銭的なサービスの提供が求められています。

参加した金融機関の取り組み


この連携会では、様々な地域金融機関が自らの取り組みを紹介しました。北海道銀行の多賀公昭氏は、地域特性を活かしたサステナビリティ推進について語りました。また、岩手銀行からは晴山滋由氏が、地域貢献を目的とした取り組みについて発表しました。

参加者による活発なディスカッションも行われ、地域の特性や成功事例、課題を共有。これにより、今後の脱炭素経営における支援のベストプラクティスが模索されました。

脱炭素に向けたグループワーク


今回は、グループディスカッションの中で、地域脱炭素を推進する上での銀行の役割や支援方法について議論が行われました。参加者は、自行の施策や地域での取り組みについて具体的な事例を共有し、互いに刺激を受け合いました。この中で「顧客リテラシー向上のための活動」「サプライヤーへのコミュニケーション促進」など、多様な手法が提案されました。

各社の取り組みを通じた学び


参加者たちは、会議を通じて他行の先進的な取り組みを知ることで、今後の自行の施策に役立てる機会となったと語る声が多く聞かれました。特に、課題に対しては「収益機会の不足」「行員の知識向上」などが挙げられ、改善策についての意見交換が活発に行われました。

未来に向けた持続可能な関係の構築


地域金融機関は、これからも持続可能な社会づくりに向けた連携を深め、企業にとって最適な脱炭素ソリューションを提供していく意志を持っています。ゼロボードは中小企業の脱炭素経営の支援に位置づけられ、今後も地域金融機関との協力を強化し、持続可能な未来に向けた取り組みを進めていく方針です。

会社概要


株式会社ゼロボードは、GHG排出量の算定・可視化を行うソリューション「Zeroboard」を開発・提供し、サステナブルな経営の推進に貢献しています。地域金融機関との連携を通じて、企業の脱炭素化を促進し、持続可能な社会の実現に努めています。


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会社情報

会社名
株式会社ゼロボード
住所
東京都港区三田三丁目5-27住友不動産三田ツインビル西館10階
電話番号

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