Nordic Semiconductorが「EdgeTech+ 2024」に出展
低消費電力のワイヤレスソリューションに特化したNordic Semiconductorは、2024年11月20日から22日に行われる「EdgeTech+ 2024」に参加します。このイベントは、一般社団法人 組込みシステム技術協会によって主催され、場所はパシフィコ横浜です。Nordicは、ブース番号BA-17にて、最新のCellular IoTおよびMatter関連の製品を展示し、デモを行う予定です。
展示する主要製品
Nordicが紹介予定の技術は、以下のような最新のソリューションです。
nRF9151 SiP
この高集積で小型のSiP(System in Package)ソリューションは、特にセルラーIoTやDECT NR+アプリケーションに最適です。従来のnRF9161と比較して20%の実装面積を削減しながらも、新しいパワークラス5として20 dBmに対応。これにより、低消費電力LTE技術や優れたセキュリティ機能が備わり、3GPPリリース14のLTE-M/NB-IoTおよびDECT NR+をサポートするなど、幅広い用途に対応しています。
nRF54H20 SoC
nRF54H20はnRF54Hシリーズの初のSoCで、超低消費電力の特性を維持しながら、マルチプロトコルに対応する無線モジュールと洗練されたセキュリティ機能を兼ね備えています。これにより、開発者は画期的かつ革新的なIoT製品を設計することが可能になります。
nRF54L15 SoC
nRF54L15は新たに登場したnRF54Lシリーズの初のSoCであり、超低消費電力Bluetooth 5.4 SoCを搭載しています。優れた処理能力とメモリ容量を備えており、人気のnRF52シリーズをさらに小型化したモデルです。これにより、さまざまなIoT製品の開発が容易になります。
セミナーのご案内
出展者によるセミナーも予定されています。以下に詳細を記載します。
- - セミナータイトル: 次世代BLE SoCであるnRF54およびCIoT向けnRF9151の概要
- - 日付: 11月20日(水)11:30~12:10
- - 会場: 展示会場内Room F
- - 登壇者: ノルディック・セミコンダクター株式会社 アカウントマネージャー小林 紀之
- - 提供: アヴネット株式会社
- - 参加登録: こちらから
Nordic Semiconductorのプロフィール
Nordic Semiconductorは1983年に設立されたノルウェーの企業で、1,000人以上の従業員を擁し、ワイヤレス通信技術に特化しています。同社はBluetooth Low Energy技術を中心に、低消費電力で効率的な通信ソリューションを提供し続けています。Nordicの技術は、過去にはANT+、Thread、Zigbeeの対応も行い、さらに2018年からはLTE-M/NB-IoT向けの新たな市場にも参入しています。
最先端のワイヤレス技術を提供し、開発者がアイデアを具現化できる環境作りにも力を入れています。Nordicは現在、さまざまなデバイスにその技術が利用され、家庭用電化製品からヘルスケア、業務用設備に至るまで、幅広く採用されています。
詳しい情報と最新のアップデートに関しては、
Nordic Semiconductorの公式サイトをご覧ください。