脱炭素社会実現へ
2024-11-29 16:24:01

Earth hacksが脱炭素社会実現に向け本格展開する新プロジェクト

昨今、地球温暖化や環境問題への意識が高まる中、Earth hacks株式会社は新たな取り組み「The POSITIVE ACTION Initiative」(略称: PAI)を始動させ、脱炭素社会の実現を目指しています。2023年5月から本格的に稼働を開始したこのプロジェクトは、環境省や多数の企業と連携し、国民全体の当事者意識を醸成することが背景にあります。

このPAIは、Earth hacksが開発した「デカボスコア」をベースにした脱炭素アクションの普及を目指しています。デカボスコアは、製品やサービスのCO2排出量削減率をスコア化した指標で、消費者が環境に良い選択を行いやすくするためのものです。

環境にやさしい行動の推進


プロジェクトの具体的な取り組みとして、生活者が行う脱炭素に資する行動をデータベース化し、その行動がどれくらいCO2削減に寄与するかを顕在化させることが挙げられます。例えば、自家用車の代わりに電動シェアリング自転車を利用したり、エアコンの温度設定を見直すことで、日常的にどの程度のCO2削減が可能かを算出していきます。これにより、消費者が身近な行動を通じて脱炭素活動に参加する動機付けを強化します。

PAIは、昨年5月に発表された「くらしの10年ロードマップ」にも通じる活動で、軸となる目標の一つは製品やサービスの購入に伴うCO2排出量を見える化することです。今後、このロードマップに基づいたインセンティブ付与のシステムも整備される見込みです。

データベースの普及と利用


今年度中には、生活者が行う脱炭素行動のCO2排出削減効果を算定したデータベースの公表が予定されています。このデータベースは一般に開放され、消費者が自身の行動を見直す手助けとなる情報源として活用されます。また、参加企業や団体においても、このデータベースの適用を通じて自身のサービスや新たな商品開発に繋げることが期待されています。

共創型アプローチの重要性


Earth hacksの強みは、単なる企業の取り組みに留まらず、生活者との共創を図る点にあります。Z世代を中心とした消費者が、自身のライフスタイルに合ったエシカルな商品やサービスを楽しみながら選ぶことができるプラットフォームを提供しています。デカボスコアを活用し、環境価値の高い商品を紹介することで、消費者が自らの選択で脱炭素に貢献できる環境を整えています。

未来への展望


現在、PAIにはアジア航測、NTTドコモ、KDDI、パナソニックなど、多くの企業が参加しており、総数は16社に達しています。これらの企業は、環境省の支援の下で脱炭素活動を推進する方針を持っており、共に新たなルール整備やインセンティブ設計について議論を進めています。

最終的には、生活者が無理なく脱炭素社会の実現に貢献できるよう、技術を活用したサービスが普及されていくことが目指されています。PAIが進める各種施策は、生活者のプライバシーを守りつつ、持続可能な未来を切り開いていくための一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
Earth hacks株式会社
住所
東京都渋谷区神南1丁目5番6号
電話番号

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